パチンコにドはまりして借金を作ってしまった方、ギャンブルをやめたいのにやめられなくて嘆いているという方、その「SOS」を大切にしてください。
あなたの心は叫んでいます。
ギャンブルをやめたい!!と。
やめたいのにやめられないから困るんです、ギャンブルって。
依存しているという自覚もある、やめたいという気持ちもある。でも、足が勝手にパチンコ屋に向かってしまうんです。
誰も助けてくれません。自動ドアを通過するときに、パチンコ屋に入っちゃダメだよと止めてくれる人はいません。
だから、どうしようもなくてパチンコをやってしまっている自分がいる。もう自分ではどうしたらいいかわからない…今日もパチンコ屋に行ってしまう。
そんな風に悩んでいる人に「自分を助ける方法」を紹介していきます。ギャンブルをやめる方法をより具体的に紹介していきます。
辛い!と悲鳴をあげている自分を助けてあげてください。
◆ギャンブルやめたい!助けて!強硬手段【4選】
どうしても!すぐに!なんとかしたい!という方は強硬手段があります。
・精神科に電話で「ギャンブル依存症」と伝え、カウンセリングの予約をする
・明日はギャンブルにいかない決意をする
・精神科で薬を処方してもらう
・薬を飲み最低3週間はひたすら耐える
依存症は自力で簡単に治せるわけではないですが、ある程度自分の行動力は必要です。
あなたがSOSを出してこのページにたどりついたのも、行動あってのもの。
インターネットに接続するくらいの気持ちで病院を予約し、ひたすら3週間耐えましょう。
この峠を超えたら見えてくる『なにか』があります。
すべての「禁・〇〇」と呼ばれるものの始まりは、大体このようにスタートします。
(筆者の場合は、禁パチと禁煙です。
⇒【管理人の独り言】パチンコ依存症を克服し、禁煙をはじめてみた【日記です】)
それでは、各項目を細かく見ていきましょう。
・精神科に電話で「ギャンブル依存症」と伝え、カウンセリングの予約をする
自分が「ギャンブル依存症」であるというのは基本的には自己判断です。しかし、「やめたい!助けて!」というような心境は普通ではありません。精神科を受診し気持ちを落ち着かせ、これからどうしていくべきかを冷静に判断してもらう必要があります。
これまで精神科にかかったことのない人の場合は、初診では「電話予約」のみを受け付けているところが多く、予約の取りづらさなどもあるので、出来るのであれば早めに初診の予約を取ってしまいましょう。
専門家の診察を聞き、どういう状態かを判断してもらいます。
というのも、ギャンブル依存症は明確な定義がなく本人の自己申告による診断しかありません
もしただのギャンブル依存症ではなく「強迫性ギャンブル依存症」であった場合、パチンコにいかなくてはならないという感覚があるため自力での対処が難しいのです。
その感覚はなったことがある人にしかわからないほど強力なものです。
長い間放置していると、うつ状態を併発することもあり体を壊してしまいかねません。
まずは専門家に相談しましょう!!
また、その際に注意していただきたいのは安易にネット検索で出てきた病院を受診するのではなく、口コミや評判をみていくのが良いかと思います。
ネット検索で上位に出てくる病院はいくつかありますが、必ずしもネット上位=評判が良いというわけではありません。口コミを見て信用ができそうなところに行ってみましょう。
・明日はギャンブルにいかない決意をする
精神科を予約したら、「それまでは絶対にパチンコ屋に行かない」と誓いましょう。寝る前に絶対に行かないことを強く思いながら寝ましょう。そして起きたときは「今日はパチンコに行かなくても良い」と自分にいいましょう。
朝起きた直後に宣言するのは大切で、朝は自分が一番最初に考えたことに誠実に反応するようになっています。
きっと心も朝ぼんやりしていて油断するのですね。
そうして一日を乗り越えましょう。自信がないときはパチンコを打たない家族や友人に手伝ってもらうのも良いでしょう。
「パチンコを打たなくても良い日」を意識的に作っていき、積み重ねていくことが大事です。
・精神科で薬を処方してもらう
精神科に行く際は、必ず「健康保険証」をもっていきましょう。
ギャンブル依存症は基本的に保険が適用されるといわれています。
受診したら、先生にギャンブル依存症の辛さや悩みを打ち明けましょう。
専門家の先生は、患者の気持ちを引き出すのに長けているはずです。
自分の気持ちを包み隠さずすべて正直に話し、解決策を一緒に考えましょう。
そして、たいていは精神安定効果のある薬を処方してくれます。
・薬を飲み最低3週間はひたすら耐える
病院で貰った薬を飲み、最低3週間はひたすら我慢します。
ここでジタバタしないことが大切です。焦っても仕方がないのです。ゆっくり、一歩ずつ、しっかり治療していきましょう。
私も元パチンコ依存症患者であり、現在2年以上の禁煙に成功していますが、はじめは辛かったです。
始めは長く辛く感じました。
しかし、数週間単位で少しずつ変化を感じられるようになります。そう、ここが踏ん張りどころ!
ひたすら耐えたあとに、わずかな希望が見えるようになるんです。
「自分、こんだけ出来たじゃん」と。
そして、以前より欲さなくなります。それの繰り返しです。
ちょっと薄まったかな?いや、まだ(パチンコに)行きたい、(タバコを)吸いたい気持ちはあるな・・
それを数週間毎に繰り返していくことで、徐々にパチンコやタバコが非日常になっていきます。
それらがない世界が当たり前になってくるのです。
始めは信じられないかもしれません。しかし、実際に克服したからこそわかるんです。
どんなときでも希望はあります。
あなたが、それを信じれば・・・・
◆まとめ│自分のSOSを伝えよう
パチンコをやめたい!ギャンブルやめたい!と思う人は多いです。
そういう人たちは本気で悩んでいます。しかし、実際に体はパチンコ店に向かっています。
自分の意志とは関係なく体が勝手にパチンコ屋に向かわせるのだ。
よ~く考えてみてください。これって、すっごく怖くないですか?
自分の意志とは関係なく痴漢をしてしまったら?犯罪を犯してしまったら?
そんな言い訳できませんよね?
自分の体を自分でコントロールできないって、それくらい恐ろしいことなんです。
だからこそSOSを求めているんです。
助けて!という自分のSOSに気づいたら、専門家を頼ったり身近な人を頼ったり、まず伝えることが大事です。
黙っていては誰も気づいてくれません。ただでさえギャンブル依存症は見た目にはわかりにくいといわれています。アルコール依存症や薬物依存症などと比べて、見た目に現れる要因が少ないですから・・・
だから、自分からアクションを起こさなくてはなりません。
助けて!といいにいかなくてはなりません。
本当に自分を助けることができるのは自分です。
◆借金の返済があるなら・・・
ギャンブルによって借金があるのであれば、それも早期解決が望ましいです。
借金には利息が生じていますから、こうしている間にも利子がかかっています。
具体的な解決方法は、「おまとめローン」か「債務整理」のどちらかでしょう。
・おまとめローン
おまとめローンは、複数の借入先を一つにまとめることで、利息を抑える方法です。
借金そのものが減るわけではありませんが、これからかかってくる利息を考えると、トータル的に少なくなる方法の一つとして検討するべき手段です。
・債務整理
債務整理といえば、自己破産を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、その人に合った方法があります。
ギャンブルの借金で多く用いられるのは、「任意整理」という方法です。
裁判所を通さず金融機関と直接やり取りすることで、利息をカットできれば借金自体が少なくなるだけでなく、自分のペースで返済することができます。
どの債務整理が合っているか見極めるためにも、「街角法律相談所」などを利用し、現状を把握してもらいましょう。
相談は無料で行ってくれるので、安心してください。
信用情報(ブラックリスト)について詳しく知りたい方はこちら⇒借金と関係してくる『社会的信用』とは具体的にどんなものか