【まとめ】パチンコは実験だ!パチンコにまつわる実験5選

パチンコは実験だ!
(そんな・・・「芸術は爆発だ!」みたいに言われても・・・)と思うかもしれません。
しかし、そういわざるを得ない数々の根拠があります。

ただ、勘違いしていただきたくないのは、頭ごなしにパチンコを否定しているわけではなく、そういった事実を知った上でじぶんがどう感じるかが大切であるという考えです。
パチンコにはこういった側面があるよ、それでもあなたはパチンコが好き?パチンコをやりたいと思う?
即答で「イエス!もちろんだとも!パチンコ以上に面白いことなんてないよ\^^/!」であればそれでいいと思います。

しかし、「わかっているんだ、やりたくないけどやらずにはいられないんだ・・(´;ω;`)」という方は、それこそ依存症ですね。
私はそういったかた達が少しでも減るように、少しでも助けになれるようにしたいのです。
ただの否定派ではない」ということだけ、頭に入れておいてください。
事実、私自身パチンコ依存症だった元患者ですからね。だからこそパチンコ依存症の怖さをよく知っています。
また過去にパチンコ依存症だったということは今は回復していてパチンコという名の毒素は抜けつつあります。
精神科医や治療を専門とする医者とかではありませんが、元患者だからこそ言えることを書きつられています。

 

そして、今回のテーマは「パチンコは実験だ」というものでしたね。
私の持論ですが、パチンコは立派な人体実験だと思います。
否定・肯定は別にして、これには賛同される方が多いのではないでしょうか。
では、どういった実験がパチンコを人体実験だと思わせているのか?
それはヒトの本能によるものが多いのです。
そういったヒトの本能とパチンコとの密接な関係について、いくつかの実験を紹介しましょう。
あなたもきっと、納得すると思いますよ。

 

実験①パブロフの犬

パブロフ博士が発見した犬を使った現象から名づけられた「パブロフの犬」。
「条件反射」を裏付けるものであり、それは、現在においても非常に活用されています。

順番としてはまず。
○犬にベル・ホイッスルなど何らかの音を聞かせます。
○そしてその直後にエサを与えます。
○それを繰り返します。
○すると、音を聞いただけでよだれが出ます。

音=エサとなり、体が反応するというものです。
これはまさにエサを与えられてひたすら打ち続けているパチンコ依存症患者と同じですね。
パチンコ依存症患者はよだれを垂らして当たりを引くのを待っているのです。

 

実験②サルを完全に破壊する実験

サルにある装置を与えます。
一つはボタンを押すとエサが出てくる装置。(連続強化
ボタンを押すと必ずエサが出てきますが、すぐに興味を示さなくなります。
そして一つはボタンを押すとエサが出たり出なかったりする装置。(部分強化
これを与えると、サルは1日中狂ったようにボタンを押し続けます。
これによって証明されたことが、連続強化よりも部分強化のほうが行動が定着しやすいということです。

①・②の詳しくはこちら⇒パブロフの犬・サルを完全に破壊する実験

 

実験③コンコルド現象

コンコルド現象とは、「ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をし続けることが損失につながると分かっていても、それまでの投資を惜しみ、投資をやめられない状態」をいいます。
「コンコルド現象」という単語は、コンコルドという旅客機に莫大な投資をして、失敗すると途中で気づいたが引くに引けなくなり破産したことが過去にあり、それに由来して名づけられています。
まさにギャンブルを代表した現象のようなものですね。
これによって大金をつぎこんでしまうのです。
頭ではわかっているんです。「これ以上使っても損をすることになる」と。
しかし、この現象によって止められない!
私たちを自然と苦しめていたのはこの現象だったんですね!
憎き現象!しかし、しょうがないじゃない、人間だもの。

詳しくはこちら⇒パチンコはコンコルド現象を巧みに使っていた!

 

実験④ラットで実験であきらかになった「快楽脳」

脳には報酬回路といわれる部分があります。
そこに電極を与えられたラットが異常な行動をするというものです。
ある場所に行ったときにだけ、電極を与え脳を刺激すると、なにもしていなくてもその場所に居続けるようになるのです。
そしてその報酬回路を刺激するレバーをラット自身に与えると、ラットは自らの脳を刺激するために1時間に7000回もボタンを押し続けたのです。
そして驚いたことに、罰を与えても続けたことです。
罰とは、足に電流が流れるというものなのですが、それをされても止めることはありませんでした。
育児放棄をしてまでも続けたり、レバーから離さないと餓死するほどのものまでいました。

詳しくはこちら⇒ラット実験でわかった!パチンコ依存症の恐怖

実験⑤孤独なネズミほど依存症になる

孤独なネズミに麻薬入りの水とふつうの水を与えると、自ら麻薬入りの水を飲み中毒になる。
しかし、環境をしっかり整え、仲間を与え孤独ではない環境にいるネズミは、自らふつうの水を飲み、中毒にはならない。
これによって、依存症・中毒といったものと、「孤独」との関係は密接であることが証明された。
孤独は毒なのだ。

詳しくはこちら⇒パチンコ依存症解決のカギは『寂しさ』にあった

 


いかがだっただろうか?
様々な実験や現象を説明したが、依存症解決の糸口はみつかったでしょうか?
依存症は誰がなるかわからないのが怖いところ。
一つ一つ、出来ることからやってみましょう。一つ一つ、知ることから始めましょう。