パチンコ依存症を克服したきっかけは「就職」だった

パチンコ依存症になり、日本規模の依存症問題を知るにつれて、ようやく冷静さを取り戻すことができました。
今思えば、パチンコ依存症になったきっかけは本当に些細なことで、それを克服したのもみんなが当たり前にやっていることでした。

私がなった「依存症」は、日本に推定約700万人いるといわれている。厚生労働省によると、2014年麻薬・覚せい剤事犯で検挙された人数は約1万3000人といわれています。ギャンブル依存症アルコール依存症薬物依存症などの精神疾患は、本人の意志の強さ弱さに関係なくかかり、簡単に治すことは出来ません。にもかかわらず、医療機関を受診した数は約3000人・・・。この数字のカラクリは、依存症の治療を行う機関の不足に直結します。医療機関不足の中、依存症になったら、どこにSOSを求めればよいのか?

僕の「卒業」話を紹介します。

◆僕がパチンコ依存症になるまで

パチンコに通うようになったのはいつ頃からだろう。詳しくは覚えていないがつるんでいた友人が行っていたり本当に自然な流れだと思う。
見知らぬ人に「パチンコは良いよ~楽しいよ~」といわれても全く惹かれないのに、友人に言われると信じてしまうのはなぜだろう。

仲間内では集合場所のようになっていた。パチンコ屋に行けば知ってる知り合いがチラホラ。行くうちに知らないおじさんとも話すようになっていたりして、パチンコは自然に僕の生活に入ってきた。

だから、いつから依存症になっていたかなんてわからない。ほとんどの人がコレなんじゃないかな。
人間は感情が動かされることに弱いんだ。だから勝っても負けても、脳裏に強く焼き付く。(⇒ギャンブルに負けた「悔しい」感情の方が、いつだって鮮明だ

そして、人間は不快よりも快楽に弱い。アルコールなんかがいい例だ。飲みすぎて気持ち悪くなったり、吐くまで飲むことがあっても、「あの時飲みすぎて二日酔いが気持ち悪かったから今日は飲まないでおこう」とはならないのである。
お酒を飲んだときの開放的な気持ちや、フワフワした心地良さを味わいたくて仕方がなくなるんだ。
パチンコでも、打ちすぎて数日間1食で過ごした苦い思い出より、当たりを引いたときの快感や換金したときのお金を思い出して打ちたくなるんだ。
これはもう「お金が無くなった辛い思い出」より快感を求めているだけだ。
ギャンブルの危険なところは、脳裏に直接焼き付けられたように鮮明に記憶するところである。(専門家によると、いきなり長期記憶に保存されるらしい・・そりゃ忘れられないわけだ・・・)

⇒⇒パチンコ屋さんは竜宮城だった・・・・

◆パチンコ依存症卒業のきっかけは「就職」

こんな風にごく自然に依存症になっていった僕は、気が付いたら重度のギャンブル依存症になっていた。むしろ生活のすべてがパチンコ屋だった。

そんな中、僕の転機になったのが「就職」である。

20代後半、30歳に差し掛かったとき、ラストチャンスだと思った。
就職もせずフラフラパチンコを売っていたので、学歴もなければ職歴もない。しかし、このままではマズイと思った。

年を取るにつれて、パチンコ屋で浪費している時間の大きさに愕然とした。このままでは、いつも打ってるおじさん達のような将来しかないかもしれない。残された道の狭さを感じ、とりあえず「就職」とやらをしてみようと思った。

最近では就職転職支援サイトなんかもできて便利になったが、当時はチラシをみたり自分で行動を起こさないとまずたどりつけなかった。便利な世の中になったよ。今の世代は文明に感謝すべきだと思う。なんかおじさんの説教くさくなるからひとまず止めよう。

とにかく、必死の思いで書類かいたり面接受けたりしてようやく1社受かった。当時の頑張りを今でも褒めてあげたいくらいだ。未来の自分が感謝していると言ってあげたい。

そのころにパチンコから卒業し始めていた。ようやく就職できた仕事は、ずっとやりたかったアニメに携われる仕事だったから。いつしか楽しみになっていた。(そのあとスゴイ大変な思いはするが、後悔はしていない)

パチンコに行かなくなって久々に行ったとき、顔見知りのおじさんに就職した旨を話すと、少し寂しそうな、でも興味がなさそうな不思議な顔をしていた。

パチンコ屋では知り合いでも、プライベートまで話す仲ではなかったのだろう。いまでもあの時の感情はどんな気持ちだったんだろうと複雑な気分になる。パチンコ屋に長い間いると、入学から卒業までいろんな人をみているからかもしれない。もしくは、その人にとってすべての出来事は全く興味がない話なのかもしれない。真意は知る由もないが、就職をきっかけに僕は卒業することができた。

就職して、本当に良かったと思っている。

もし悩んでいる人がいたら、ぜひ一歩を踏み出してほしい。絶対変わると僕が証明している。

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◆まとめ│依存症克服の3つの柱

きっかけから卒業までは大体こんな感じです。

つまり何が言いたいかというと、パチンコ依存症の敵は3つの柱だということだ。

一つは「お金の管理」。依存症が借金を抱えやすいといわれているのは正気を失っている状態に近いからだ。これが原因でどんなことも陥るリスクがある。仕事をすることで、お金の大切さや世の中のお金の流れなどを知ることができたことで、だんだんパチンコに流れるお金がバカバカしくなってきた。

二つ目は「時間の管理」だ。パチンコは時間泥棒だ。朝一で並んで行っても、気が付いたら閉店時間になっている。一日何をしたか?パチンコしかしていない。そんな日々を嫌というほど積み重ねてきた。時間をすることで改善できることも多い。仕事をするようになってさらに、時間の大切さを痛感している。いまではパチンコに行く時間すらないのだから。

そして最後に、「関わる人」は本当に重要だ。いつも話していたおじさん含め、どこの誰かはわからないがパチンコ屋にいる人はろくな人がいない。言い方は悪いかもしれないが、本当にそう感じていた。長い人生において、その時その時は一瞬の出来事であり、切り取られた場面だが、パチンコ屋にいかなければ関わることのない人たちである。それを見てなにを得られるだろう。「こうなりたい」と思うだろうか。人は人に成長させられる。人によって悩んだり、刺激を受けたり、喜んだり、人が運んでくる出来事というのは本当に面白い。周りにいる人を考えてみてほしい。「会いたいな」と思える人が多いことはそれだけ幸せなのだ。

以上がパチンコ依存症を克服して感じたことです。

僕の体験談が何になるかはわからないけど、パチンコ依存症に悩んでいる人の何かヒントになればいいなと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。