ギャンブル依存症は一生治らないの?その思い込みは悪循環ですよ

もし明日、突然「ギャンブル依存症が治りました」といわれたらどうしますか?

半信半疑でしょうか?
ギャンブル依存症は一生治らないって聞くからそんなの嘘だ!と現実逃避するでしょうか?

 

もしかしたら、あなたがギャンブル依存症に悩み続けているのはその思い込みのせいかもしれません。

上のセリフは人によってとらえ方がそれぞれでしょう。ある人は信じやすく「そうなんだ!治ったんだ!やったー!」とウキウキ気分になるかもしれません。またある人は「そんなの嘘だ!俺は騙されている!」と自分の主張を信じて意固地になっているかもしれません。半信半疑だけど信じたい!と思う人もいるでしょう。

一つの常識は人によってとらえ方が違うのです。ギャンブル依存症の人もそういった経験があるのではないでしょうか。

 

いまインターネットに多く掲載されている内容は「ギャンブル依存症は一生治らない。一生付き合っていく病気だ」ということです。しかし、本当にそうでしょうか?
一生治らないという思い込みが自分を苦しめているかもしれません。今日はそんなお話をギャンブル依存症を経験した筆者がお伝えしていきたいと思います。

 

◆ギャンブル依存症は脳を変える⇒これは本当

依存症になると脳が変形するといわれています。「嗜癖でたくあんになった脳は大根には戻れない」という名言があります。

ギャンブルは娯楽であり嗜好です。自分が好きで始めたものには人は敵いません。脳はどんどん変形し、ギャンブルを知らない頃と比較するとだいぶ脳が変わっているのです。

それは紛れもない事実です。人は日々の出来事から、様々なことを吸収し様々な経験を重ね、「自分」が作られていくのです。それは良い事も悪い事も含めてです。悪い事だけを取り除くは不可能に等しいでしょう。人生楽ありゃ苦もあります。

◆ギャンブル依存症は一生治らない⇒これは本当?

では、ギャンブル依存症は一生治らないのでしょうか?

明確な答えはありませんが、「一生付き合ってでもギャンブル自体を辞める必要がある」といえるでしょう。

しかし!!諦めるのはまだ早いです。

一生治らないかもしれないというのはなんとなく理解できますが、それは今後の成長を止める理由になるでしょうか?
一度ギャンブル依存症になったら残りの人生をギャンブルをしないためだけに生きなくてはならないのでしょうか?

 

違いますよね。一生治らないことと、人生をその為だけに生きることは違います。

例えとして「ヘルペス」を挙げてみましょう。

ヘルペスとは唇にできる口唇ヘルペスや性器にできる性器ヘルペスなどで、体が疲れているときや免疫力が低下したときなどに水膨れができるものです。人の体内の神経細胞まで潜んでいるため、完治することは出来ません。ヘルペスが出来たらヘルペスウイルスの増殖を抑える塗り薬や飲み薬で徐々に治していくほかありません。免疫力が上がらなければ水膨れが治るのに2週間以上かかるとても厄介なものです。ヘルペスは完治はしないので、長い人生で上手に付き合っていくほかないのです。また発想を変えれば、「ヘルペスが出来たときは体が弱っているから、休憩を取ろう」という体調の目安になるのです。

これをギャンブル依存症に置き換えてみましょう。

ギャンブル依存症の原因は?依存症になりやすいときの精神状態は?

これを知っておきだけでだいぶ違います。
まず、ギャンブル依存症の原因は、いくつかありますが自分に当てはまることを知っておくといいと思います。
(⇒パチンコ依存症になる15個の原因で自分を知る)から引用すると、原因は大きく分けて15個あり、それらが複雑に絡み合ってギャンブル依存症になってしまったと考えられます。

【依存症になる原因まとめ】

① 高揚感がたまらない
② 射幸心(人より幸せでいたい)という気持ちが強い
③ ストレスフルである
④ 遺伝が関係している
⑤ 環境が関係している
⑥ 刺激を求める
⑦ 軽い気持ちでやってしまった
⑧ 友達が少ない(いない)
⑨ 一攫千金を狙っている
⑩ 負けず嫌いなところを出せない
⑪ 現実逃避型
⑫ 真面目で遊び下手
⑬ 引き際がわからない
⑭ タンパク質不足が引き起こしている
⑮ 寂しがり屋だ

依存症の原因となりやすい事柄を知ることによって、自分の状態を知ることが出来ます。
原因を突き止め、なぜ自分が依存症になってしまったかを考えましょう。そして、その原因を極力取り除くようにしましょう

依存症は人によっては一生治らないものかもしれません。しかし、ヘルペスのように一生付き合っていかなくてはならない病気も身近にあります。依存症も、原因を追究していくことで上手に付き合っていけるのです、そして、原因を知ることで行動を変えることはできるのです。ヘルペスが完治しない理由は、神経細胞までウイルスが潜んでいるため完全に取り除くことが出来ませんが、ギャンブル依存症はどうでしょうか。「脳がちょっと歪んでしまった!」くらいに楽観的に考えたら、なんだか治る気がしてきますよね。だって、実際にギャンブル菌はないのですから。

「ギャンブル依存症は一生治らない!」と肩に力を入れるのではなく、上手に付き合っていくしかないのだから、ゆっくり原因を追究し自分を知るという方向に考えて、肩の力を抜いていきましょう。

 

◆リラックスしつつも油断は大敵

ギャンブル依存症の大敵は現金です。お財布に現金が入っているとついつい油断してしまいます。
最低でも3年間は現金を持ち歩かず硬貨を持つ、数千円以上持っているときは一人で行動しない、などの徹底した管理が必要です。

ギャンブル依存症患者は現金を見てしまうと、どんな資金であってもギャンブルが出来る片道切符になってしまいます。それが子供の学費、親の入院費、結婚資金、借金の返済金などどんな現金であっても…
3年間は現金管理を徹底的に行いましょう。一人でお金を持っている状態は非常に危険です。

そして、一度戻るとまた元通りになってしまいます。
私もこれを乗り越えるのは非常に大変でした。1年くらい禁パチ出来るとつい油断してしまい、「ちょっとくらい‥‥」が出てきてしまいます。お財布の中にはいつもお金がない状態を続けました。

ここで油断すると今までの努力が全て水の泡になってしまうので、気を付けてくださいね。

 

◆まとめ|一生治らないと思って上手に付き合っていこう

いかがだったでしょうか。

「ギャンブル依存症は一生治らないの?」

という素朴な疑問から、そもそも一生治らないことは問題ではない!上手に付き合っていく方法を自分なりに見つけていこうという答えに辿りついたでしょうか?

「依存症になる自分」を客観視し、その原因を追究することで再発してしまっても回復に持っていけるまでが楽になります。

ギャンブル依存症は本当に油断大敵で、一度現金を持ってパチンコ屋にいくとまたすぐに元通りになってしまいます。
徹底したお金の管理を行い、気持ちにいつも余裕を持つようにしましょう。

ヘルペスのように、一生治らない病気でも上手に付き合っていく方法はあります。その時の状態を知る目安にし、依存症になった原因や自分の精神状態など、しっかり管理していきましょう。

ただし、お金の管理は自分で行わず第三者にお願いするようにしてくださいね。信用できる家族や友人・恋人・ビジネスパートナーなど、協力してくれる人は必ずいます。いろんな人に支えられて、人は強くなります。一生治らないからといって、人生を依存症に捧げる必要はありません。上手に付き合っていきながら、ギャンブルが占める割合を徐々に少なく出来たら上出来です!