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依存症は別名「忘れる病」忘れっぽい人は要注意

日本人は依存症になりやすいって、知っていましたか?

依存症というと「病気、怖い」となってしまうかもしれませんが、実はみんな何かに依存して生きています。

怖いのはそこから抜け出したくても抜け出せないことです。

依存症は別名「忘れる病」といわれています。禁煙した、禁酒したといっていた人が3日後にあっさり戻っているなんてことは日常茶飯事です。

依存症は忘れっぽい人ほど注意が必要ですし、依存症になると忘れっぽくなってしまうことも念頭に入れた上で依存症についての理解を深めていってください。

今回紹介するのは、そんな依存症についての実態と、今後依存症が日本に与えうるであろう悪影響について考えていきたいと思います。

※筆者であり管理人である私は、元パチンコ依存症患者であり、医師等の専門家ではありません。あらかじめご了承ください。

それでは、みていきましょう。

◆依存症は「忘れる病」 例:アルコール依存症

日本はアルコールに異常なほど寛容だと聞きます。思い返してみると、たしかにアルコールによる失態はある程度「無礼講」とされていて、仕方がないように扱われているようにも思います。しかし、これがアルコール中毒者を増やす要因にもなっていて、日本の依存症ビジネスは深刻だといわざるを得ません。

アルコール中毒になった人の話によると、「アルコールを欲する気持ちはアルコールでないと消せない」といいます。アルコールが抜けるとイライラして、手が震えるようになる。接種するとたちまち絶好調になるため、どんなタイミングでもアルコールが体に残っていないと生きているのが辛いと感じるようになったといいます。

常にアルコール漬けになった体は、記憶力が落ち気が付いたら眠っていて気が付いたら目が覚めお酒を入れる。こんな生活を続けていたら、脳がホルマリン漬けになっているのと同じです。そこから抜け出せたとしても、以前のような暮らしは出来ないでしょう。多くのアルコール中毒者が社会復帰は難しいといわれています。

アルコール依存症とは?

【まとめ】いろんなアディクション(依存症)をまとめてみたメジャー8個+α

 最近では、ジャ〇ーズのメンバーが強制わいせつ容疑で不起訴となりましたが、その背景にはアルコールが大きく絡んでいたことが知られています。

もちろん、このニュースは日本中に衝撃を与え、連日ワイドショーで取り上げられるなど、大きな影響を与えました。しかし、本当に注目しなければならないのはそこではありません。こういったニュースの裏に潜んだ本当の問題をお忘れではないでしょうか。

日本では、依存症が病気だという認識が薄いです。「意志の弱さ」「考え方の甘さ」等と表現されることもあり、そういった前提の違いから、治療開始にかかる時間までが長く重症化しやすいのだと思います。認識が浸透していないから治療施設は少なく、啓蒙も進まない・・・悪循環しかないのではないでしょうか。

アルコールは、立派な「依存症ビジネス」です。景気に左右されず、どれだけ貧乏でも依存しているから人はお金を使います。生活保護を受けていても貰ったお金の9割をパチンコに使ってしまう人がいるのも納得できます。日本は、依存症ビジネスにあふれているのです。そして、それで成功するとお金を手にした人たちがさらなる依存症者を増やそうと生活に浸透させていきます。世の中が便利になるということは、良いことばかりではありません。依存症によって生活が、人生が破壊されてしまったら、元も子もないのです。
そして厄介なのが、依存症ビジネスは景気に左右されないという点です。景気が悪くても儲かります。

例えば広告は、さらに依存症者を増やし触発します。WHOは、依存症問題を受けお酒を飲んでいる広告は規制するように呼び掛けています。

もちろん、日本のアルコール業界でも自主基準を設けるよう心がけてはいます。

・日本酒造組合中央会、ビール酒造組合など、酒類業中央団体連絡協議会9団体は、「不適切な飲酒を防止し、適正な飲酒環境を醸成するなどの社会的責任を果たしていく」として、自主基準を設けている。

・広告・宣伝に関して、「25 歳未満の者を広告のモデルに使用しない」「スポーツ時や入浴時の飲酒を推奨誘発する表現はしない」「喉元を通る『ゴクゴク』等の効果音は使用しない」「お酒を飲むシーンについて喉元アップの描写はしない」といった規制を細かく定めて、今後も基準は見直しを続けていくとしています。

こういった対策をしているにも関わらず国民はそれをしっかり認識しているのでしょうか。
結局、大人たちが理解していてもこれからの日本を担う子供たちがしっかり知識として常識化していないと、変わらないのではないかと思うのです。子供の教育に力を入れ、依存症の怖さを理解してもらう。これは最低限やるべき課題だと考えています。

どこの世界でも、依存症は国を滅ぼすくらいの破壊力があるんです。アヘンをイギリス人に売ったとき、圧倒的にイギリス人のほうが強いにも関わらず中国は戦争に挑んでまでやめさせようとしました。依存症は、国を滅ぼすと考えていたからこそでしょう。

◆依存症は真面目で完璧主義な人がなりやすい

「依存症」というと、どんな印象を覚えますか?

だらしがない?おおざっぱな人?ネガティブな人?

もしかすると、依存症の認識が根本から違っているかもしれません。
実は、依存症になりやすい人というのは真面目で完璧主義な人が多いといわれています。すべて自分で解決しようとしていて、人に頼るのが苦手な人もなりやすいようです。

自分の性格を振り返ってみて、少しでも思い当たるところがあれば注意が必要です。自覚症状がないのが一番怖いのです。また、依存症はいつなっているか明確に断言ができません。風邪のようにふいにかかってしまうのに、目に見えてわかる症状がないのが厄介なのです。目に見える頃には重症化していることもあり得ますから・・・

【余談】筆者も忘れっぽい性格で・・・

私も非常に忘れっぽい性格でした。健忘症かと思うほどに・・・

そんな私がパチンコ依存症になりました。無知だった私は、あっという間に。

気が付いたら予定はパチンコしか入っていませんでした。

そんな生活をしすぎて、友人との約束を忘れてパチンコを打っていたこともありました。

「忘れる」というのはとても怖いです。忘れたことも忘れてしまっているのですから。

良い思い出、悪い思い出、私がパチンコにハマっていた十数年間は、いまも空白のままです。気が付けた内はまだラッキーだったのかもしれませんが・・・今も自分がパチンコ依存症だと気が付かずパチンコを打っていたらと考えると、恐ろしくなります。

いまも忘れっぽい性格は直っていませんが、パチンコ依存症を治したいという気持ちだけは忘れないようにしたいと思います。