パチンコ依存症では、借金をしてもやめられないなどと言われています。依存症という言葉は、アルコール依存症など、他の病気にも使われていますが、依存状態の特徴を知っておくと、早めに気がつくことにつながる可能性もあります。
パチンコ依存症状の初期
パチンコ依存症だけでなく、多くの依存症の初期症状に、ないと不安になる、というものがあります。ギャンブル依存症などとも呼ばれています。また、依存を起こす場合は、そのものがないだけでパニック状態になる、行動を制御できないなどの症状も見られます。(→パチンコ依存症解決センター)アルコールであれば、お酒を飲まないと自信が持てない、不安になることから始まり、飲んでいないと恐怖心が湧き上がるところまで悪化するそうです。
不安はどこからくるかわかりません。何食わぬ顔で忍び寄ってきます。誰にでも心の隙間はあるもの。それをパチンコやアルコールで埋めようとすると、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
そうならないためにも、依存症はどのようになっていくか、自分がいまどういう状態か把握しておきましょう。
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嫌なことがあったら、というヤケには注意
ちょっとストレス解消程度なら実際に問題が発生するケースは少ないのですが、嫌なことがあるたびにパチンコなどのギャンブル、アルコールなどに頼る場合には、とくに注意が必要です。嫌な思い出やストレスからの逃避に利用することは、パチンコ依存症など、多くの精神疾患の初期にあたる、きっかけになりやすいという意見もあると言われているそうです。イライラしたら別の解消方法を探してみましょう。
それとともに、イライラしやすくなる原因ともされているため、依存症はまさに「百害あって一利なし」というわけです。パチンコは特に、負けるとお金も心もダメージですよね。そんなイライラの現況には近づかないのが一番だと思いませんか?
治療法は?
治療法は心理療法が多く、集団カウンセリングなどを利用することが多いと言われています。イライラを抑える方法を身につけ、依存症が深刻化したと感じたらカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
また、風邪のように直接依存症に効く薬はないので、自力での克服がメインとなります。家族や恋人、友人など周囲の人の手を借りながらパチンコから離れる努力をしてみてください。