パチンコ依存症の症状を理解できますか?

よくパチンコが好きな人が依存してしまったりしていますが、その症状を私たちが理解することは少々難しいです。
同じくパチンコが好きな人なら理解することが出来るかもしれませんが、興味のない人にとってはなかなか・・・。
パチンコ依存症の症状の中には、絶対に勝てると信じているというものや体調が悪くても打ちに行くなんていうものも。(→ご家族の方へ)治すまでには時間がかかってしまうので、大変だとは思いますがそのままでは身体を壊してしまったりしてしまいますよ。


パチンコ依存症になってしまったきっかけ

どうしてそうなってしまったのか、それにはそのきっかけがあります。
パチンコ依存症になってしまった人達の体験談に多かったのは、友人に誘われてそれが偶然にも大当たりを出した時みたい。
最初はあまり乗り気じゃなかったはずなのに、大当たりを出したことでその味を噛みしめてしまったというものです。
他にやることが無くて時間を持て余している人も、パチンコ依存症になってしまうきっかけのようです。パチンコをやったことがない人のために説明すると、大当たりするとギラギラ光るわスゴイ音がするわ、それはもう「優越感」がスゴイんです。その瞬間だけは脳がシャキッとするのを感じます。「この瞬間のために自分は頑張ってきたんだ」と感じ、努力が報われたように感じます。

そんな状態でハマらない方がおかしいと思いませんか?


どうやって克服をした?

依存症になってしまった人達の中には、きちんと克服できた人もいるんですよ。

例えば、パチンコへは今週は行かないという低い目標を立ててみるとかしてパチンコ依存症を克服した人がいるみたいです。
他に何かやることを探して、そちらに没頭するとかして克服した人もいるらしいので、簡単に治すことを諦めないでください。

治療法については、様々な方法があります。(⇒パチンコ依存症の治療法
その人に合うものと合わないものがあるので、続けられそうなことから始めてみることが良いでしょう。無理やり押さえつけてパチンコに行かせないようにする方法には限界があります。
自然と回復に向かえるよう、環境づくりを整えてみてください。まずは自分自身が「認めること」。これは大きな一歩です。その次はパチンコに行く頻度を自分でコントロールできるようになりましょう。

少しずつ、パチンコから遠ざかる自分に慣れていってください。その間に何か夢中になれるものを探したり、積極的に約束をこぎつけて絶対にドタキャン出来ない状況を作って自分を追い込んでいってください。


パチンコ依存症に完治はない

「依存症に完治はない」といわれています。というのも、脳が変形しているからそれが元に戻ることはないようです。ふとしたきっかけで「パチンコを辞めたい」と思うようになります。そういった気持ちが芽生えてからがようやくスタートです。

完治への近道はパチンコをやめることです。そこからやっと回復に向かえるようになります。長い道のりではありますが、絶対に諦めなければ治ります。パチンコよりも大切なものはたくさんあります。そういうものを見つけるのに人生は早すぎますよ。