パチンコ依存症は精神病?

先に断言しますが管理人の見解は「精神病かどうかは問題ではありません」ということで一貫しています。「パチンコ依存症の定義とは?」というページでも申し上げていますが、あなたが本気で悩むべきなのは「自分はパチンコ依存症という病気なのか?」や「パチンコ依存症は精神病なのか?自分は精神病にかかっているのか?」という点ではありません。


パチンコ依存症の治療に必要なのは病名ではない

精神病だと思っていた方が良いのであればそう思っていて良いと思いますし、かえってマイナスになるなら病気ではないと思っていて良いと思います。何だか投げやりに言っているように聞こえるかもしれませんが、正直に申し上げて正解です。病名なんかどうでもいいですし、精神病かどうかもどっちでもいいです。「お前はなんてことを言うんだ」と怒られてしまうかもしれませんが、実際問題本当にどっちでもいいのです。なぜなら、一番大事なのは「あなたがパチンコ・スロットをやめられるかどうか」だからです。


プラスになるなら何でもいい

私自身が精神科やカウンセラーに通った経験を持つからこそ断言します。
日本国内の精神科医のほとんどがパチンコ依存症を病気だと認識していません。「患者自身が自分は病気だと言っているならそうなんだろうと前提して話を聞く」くらいの対応しかしてくれません。嘘だと思うのなら「パチンコ依存症が治る、もしくは緩和する薬を教えてください」と質問してみてください。やんわりと「そんなものはない」と答える精神科医がほとんどだと思います。
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しかし、「お医者さんに通って、お薬をもらってきちんと飲んでいる」ということに「前進している、改善出来ている」と実感を覚えるタイプの人なら、通院することがプラスになるでしょう。それならば通ってみるのも有効です。
ただ、私のように「ああ、ついぞ精神病にまでなってしまった。ギャンブルで人生だけじゃなく精神まで狂わされてしまった」と落ち込んでしまうようであれば全く意味がありません。
あなたがパチンコ・スロットをやめることにプラスになるのなら、病気であってもなくてもどっちでもいいですし、精神科やカウンセラーに通うのもどっちでもいいのです。あなた自身が「前進している」と実感できるのならどんな方法でもアリです。


結論として

アメリカでは精神疾患として認められているものの、日本国内では「ギャンブル依存症」として受診する人が極端に少ないせいか、それともギャンブル依存症の人は医療費もパチンコにつぎ込んでしまうからから、ほとんどの精神科医はギャンブル依存症の「ギャ」の字も知らないですし興味関心もないと思います。
しかしカウンセラーは依頼があれば相手の話を聞き、少しでも改善に導こうとしてあなたを「病気です」と断言するかもしれません。それはあなたに「マジで!?ヤバい!!」と思ってもらいたいがために使う方便のようなものです。医学的根拠に基づいた原因と治療法を明示してくれることはほとんどないと思います。つまりあなたが本気で「ヤバい!!今すぐどうにかしないと!」と思って行動するようになれば良い話なので、管理人の個人的意見としては必ずしも通院等の必要はないという結論です。


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