\依  存  症  大  国  JAPAN/

様々な依存症

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あなたは何かに依存したことがありますか?依存症と呼ばれるものは実はたくさんあります。アルコール依存症、薬物依存症、恋愛依存症、セックス依存症、ニコチン依存症(タバコ依存症)、カフェイン依存症、インターネット依存症、買い物依存症、ギャンブル依存症。これらはよく耳にする代表的なものです。アルコール依存症とタバコ依存症は中でもかなり多いです。

そして、隠れて多いのがギャンブル依存症です。その中でもパチンコは特に多いのですが、ギャンブルと一言で言ってもたくさんあります。例えばパチスロ・競馬・競輪・カジノ・宝くじなど。きっかけは些細な事。人口でいうと、アルコール依存症は約230万人、ギャンブル依存症は560万人、インターネット依存症は270万人、ニコチン依存症1534万人、そのほか、ゲーム依存とか、処方される睡眠薬や安定剤などの薬物依存、買い物依存、セックス依存など、なんらかの形で依存症の人をすべて合わせると、ゆうに3000万人に達するとされる。

しかし、これほどまでに日本が依存大国であったとは・・・衝撃を受けました。こんなにたくさんの依存症が存在していて、それの対処法を知らないのは、危険だと思いませんか?「自分は大丈夫」と思う気持ちが命取りです。

例えば上の例をみて、「薬物依存症」と「インターネット依存症」が並んでいるのは不自然だと思いますか?「危険な度合いが違うよ!」と思ったかたもいるかもしれません。しかし、「何か」に依存しているという状態は同じ。なににでも依存体質になってしまうということです。いまから述べるのは、決して他人事ではないということ、依存症を甘く見ないことを肝に銘じて、しっかりと読んでほしいと思います。

【様々な依存症について】


WHOも警告している!

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近年インターネットの加速が目まぐるしいですがそれと同時に「依存傾向」も強くなっているということです。WHOも警告しています。依存はしていないと自覚症状がないのがまた問題で、知らず知らずのうちにそれなくしては生きていけない状態を作っているかもしれません。まず、何が危険かというと、依存症によって引き起こされることです。依存症そのものが危険な薬物などは論外であり、一見なにも問題がないと思われるものが危険なのです。例えば、ギャンブル依存症は「うつ」を併発したり、カフェイン依存症は神経毒性により異常に摂取すると情緒不安定を引きおこし、大量摂取によって死亡した実例もある。他の依存症も数々の問題を引き起こす原因になります。

WHOが提唱するギャンブル依存症の実態


依存症に対して甘く見すぎている!

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声を大にして言いたいのはこれである。このサイトでは主に「パチンコ依存症」を取り上げており、他の依存症にはあまり触れていない。しかし、日本の依存症問題はとても深刻であるということを忘れないでほしい。まず、依存症は「意思を潰す病気」であることも厄介な問題の一つである。テレビでタレントが薬物違反で捕まれば「意志が弱いからだ」と叩くが、依存状態の中での「意志」などは、えてして無力である。タバコなどを例にみても、意志とは関係なく吸ってしまい禁煙ができないことから、禁煙外来ができたり、ようやく対策がなされる始末。アルコール依存症に関しても、コンビニでは24時間販売されており、おそらく未成年も買い放題のような現状がある。また、パチンコ依存症の場合は「依存症にさせてお金を儲けるというビジネスモデル」が確立しているため、依存に依存を重ねているのである。社会全体がそういう傾向にあるように思える。


これを受けて改善するべきだと思うこと

まず、パチンコ依存症患者に対するケアの充実は不可欠だろう。しかし、おそらくパチンコは根っこから取り除かれることは困難だと思うので、いかに治療していくかということしかできないのである。

生活を見直してみてください。あなたはなにかに依存していませんか?