これから紹介するのは、友人にお金を貸したことで反省したときのことです。
・友人にお金を借りる/貸すときの注意点
・お金を借りるなら業者に
・パチンコ依存症がお金を借りたいときにオススメのカードローン
ということを中心に紹介していきます。
友人とトラブルにならないために心得ておくと良いことや借用書の書き方なども含めて説明していきます。
私の場合は実際に貸してみて、もう友人に貸すのはコリゴリだと思いました。
そんな実体験からの反省をお伝えして、これから貸そうとしている人、借りようとしている人が今一度考えるきっかけになればと思います。
◆【実体験から】友人にお金を貸した側の意見、そして反省したこと
大学生のとき、私はある友人(以下:A)にお金を貸しました。
なぜ貸したか?と考えると、理由なんてなく単純にAが困っていたからだと思います。
おそらく借金の理由はギャンブルでした。駅前にあったパチンコ屋に、始めは大学が終わった後に行き始め、そのうち大学の講義中にも行き始め、とうとう大学に行く前から行き始めていました。私もノリ打ちはたまにしていましたし、一人でも時間があればやっていたのもありAと行動を共にすることも多かったのです。
お金が欲しい理由は非常に理解できましたが、イチ友人である私にお金を借りるということは、今後の関係にも影響してくるとわかっていました。渋ったものの、パチンコ仲間ということもあり貸してしまいました。その時絶対にお金は返してもらうつもりでしたが、誓約書を用意したりどのように返してもらうかなどの計画書を書いてもらうことも聞くことも、ましてや考えてもみませんでした。Aのことを特別に信用していたわけではありませんでしたが、少しずつ貸していきました。
最終的に大学3年生くらいまでで50万円ほどになっていたため、貸すのはそこでストップし、返済を催促するようになりました。この50万円は私が必死でバイトして貯めたお金でしたが、利息を付けるという条件でここまで膨れ上がってしまいました。もともとそれほどの大金を借りられると思っていなかったAも、徐々に感覚が狂っていき借りることに慣れきっていました。
少しずつ返済はしていたものの、給料から生活にかかる費用や娯楽代などを差し引いての細かい計算をしていなかったため、完済するのに2年以上かかりました。
それから大学を卒業して社会人になりましたが、それからAとは疎遠になってしまいました。
私自身も「借金を全部返してくれたらそれからは友人でなくてもいい」と心の中で思ってしまいました。
噂によると、彼はまだギャンブルも借金癖も治っておらず、いろんな人から借りては返済しの繰り返しで、親友とも絶縁したとか・・・私も大学を卒業して疎遠になったため会っていませんが、当時「クズ」と呼ばれていたAは相変わらずのようでした。はじめは、私がAにお金を貸したことによって借金癖をつけてしまったのかなと少しの罪悪感を抱いていました。最近では、「お金を借りる人は私でなくても誰にでも借りる」と思うようになりました。もともとだらしがない人だったということです。
その時には気づかなかったのですが、それだけの大金を借りたり貸したりということに関して、あまりにも私は準備不足だったと思います。
今回は返ってきたので良かったのですが、もし次にこんなことがあったら、絶対に貸さない、もしくは貸すのであればしっかり準備しておこうと思ったことがあるので、紹介したいと思います。
◆お金を貸す方・借りる方 注意点
日ごろから信用を身に着けることはとても大事なことです。
例えば、家賃を滞納せず毎月キッチリ払っているだとか、手持ちがなくて友人に立て替えてもらったりしてもすぐに返すだとか。
全て当たり前のことに思えるかもしれませんが、「信用」は築くのは難しく、崩すのは簡単です。
しかし、いくら信用があるからといってそれだけでお金を借りたり/貸したり出来るか?ちゃんと本気をみせるためにも、書面にしましょう。
例えば、人からお金を借りる場合、事情を正直に伝えて実行できる返済計画書を作り、契約書を作成する。そうすることで、こちらの「本気」も伝わりますし、相手に少しでも「安心」してもらうことができます。
契約書に書く内容は、
・利用目的
・借り入れ金額
・返済期限
・著名・捺印
※実印のほうが尚良い!
を記入の上、返済計画書を説明して、相手に安心して貸してもらうのが借りる側としての礼儀だと思います。
当時私は貸していた立場で、こんなに考えませんでしたが、それ故にAの金銭感覚を狂わせてしまったので、それは反省するべきだと思いました。
友人から借りようと考えているかた、友人から貸してくれと頼まれたかた、ぜひ参考にしてみてください。
◇法的に効力を持たせる借用書の書き方
通常、「借用書」と言われるものには、借用書と金銭消費貸借契約書の2種類あります。
基本的には同じですが、「誰が署名し、誰が保管するか」という点に違いがあります。
・借用書は、借主のみが記入し、貸主が保管します。
・金銭消費貸借契約書は、貸主・借主双方が記入し、双方が1通ずつ保管します。
あなたが貸す側でも、借りる側でも、お互いの信頼関係が大事です。しかし、こういった書類にすることでより安心することができます。信頼と信用は違うのかもしれませんね。
信頼はしているけれど、それとこれとは微妙に違っていて、完全に信用してはいけないのかもしれません。
「保証人になってはいけない」と同じように、「友人にお金を貸してはいけない」とも思いました。
借用書は、そんな不安をしっかり形にしてくれます。
だからちゃんと作るべきです。しかし、それが法的に効力を持っていなかったら意味がありませんので、法的に効力を持った借用書の書き方は知っていて損ではない思います。
そう言った場面にならないのが一番ですが、備えておいても良いでしょう。
それが相手にとっても自分にとっても良いことだと思いますよ。
◆お金を借りるなら業者に
友人にお金を借りたり貸したりするのはオススメ出来ません。私は経験したからこそわかりました。人との信用は崩れやすいこと、私自身もお金を借りる友人に対して結局、私は大切な友人とも疎遠になってしまいました。
そして良かれと思って貸したことで友人は金銭感覚が狂ってさらに借金に苦しむことになってしまいました。
結果論と言われればそれまでなのですが、そんな結末が予測できなかった私にも責任があると思います。
誰も得しない結末でしたし、それを防ぐ役割は私しかいなかったのですから。
というわけで、実体験から得た教訓は「お金を借りるならちゃんとした業者に借りよう」ということです。
友人は結局消費者金融から借りることになりましたが、最初から消費者金融であればそれほどの大金を貸すことはしなかったでしょうし、「業者から借金している」という負い目が、少なくともストッパーになってくれていたのではないかと思うのです。
業者は銀行カードローンや消費者金融が主だと思います。
業者選びに迷ったら、下記の事項に注目してみてください。
・金利が低いところ
・メインバンクの銀行が出しているカードローン
・実店舗を持たないネット銀行のカードローン(低金利で手数料がかからないことが多い&すべてネットで簡単)
・消費者金融は「無利息期間サービス」があるところにしよう
・消費者金融は審査がさほど厳しくないといわれている
・返済や借入で利用するATMが、メインバンクを採用しているところだと尚良い
・利用手数料が無料のところをチェックすべし(意外と手数料ってバカにならない!!)
◆パチンコ依存症でも借りれるオススメのカードローン
借入をする際、業者選びにはちょっとしたコツが必要です。⇒借金返済するためのカードローン
審査に通りやすい低金利の業者には特徴があるためです。
⇒カ―ドローンの6つの選び方「審査に通りやすい低金利業者の特徴」
こちら(⇒カードローンのプロが選ぶ「低金利なカードローン会社」【2017年版】)にも記載してあるように、
・銀行カードローン
・ネット銀行カードローン
・消費者金融
にカテゴライズして選択すると失敗しないと思います。
【カードローンに関する記事まとめ】
- カードローンの利用使途に「ギャンブル」はNG!審査に通りやすい書き方とは
- 借金を返済するための人気の消費者金融【4選】
- 借金を返済するための人気のネット銀行カードローン【3選】
- 借金を返済するための人気の銀行カードローン【4選】
- カードローンの違いはあるの?銀行と消費者金融の審査の差とは?
- カードローンの流れと基礎知識を4項目でおさらい【まとめ】
◆まとめ
いかがでしょうか?
これが、私が体験して得た教訓です。
実際に体験してみないとわからないものですが、良かれと思ってやったことが結果的に悪い方向に向かうときって、意外とありますよね。
逆に、悪いだろうと思ってやることが実は最良の道だったりするからわからないものです。
今回の「初めから業者に借りておけば・・」の件などです。
このことを含めて、友人に貸す場合は上記のことを思い出してください。
友人はお金を貸すためにいるものではありませんから、貸金業のことは専門機関に。