ギャンブルによる借金は債務整理の弁護士に相談!依存症は克服できる

「ギャンブル依存症」とは、ささいなことがきっかけで始めたギャンブルにのめり込み、負け続けていることをわかっていてもやめることができない精神疾患の病気です。

ギャンブル依存症の特徴の一つとして、持っているお金を使い果たしてしまったり、家族のお金も使い込んでいたり、はたまた借金をしてまでギャンブルをしていたり、お金に関する問題を抱えています。

そうしたギャンブルによる借金は、気がついたら手を付けられなくなりがちです。借金の相談は家族や友人にしずらいですよね。借金のことは専門家に相談するのが一番です。

今回は、ギャンブル依存症で借金を重ねていた方(Aさん)が、弁護士に相談して生活を立て直すまでを紹介していきます。

「弁護士に相談したいけど不安・・・」
「ギャンブルで作った借金はどうにかなるの?」
「弁護士って費用が高いんじゃない・・・?」

など、様々なイメージをしているかと思いますが、小さな疑問は解決し、不安を解消できればと思います。

◆弁護士さんに相談するまで

Aさんがギャンブルに手を出したのは、ほんの些細なことでした。会社の同僚に誘われパチンコにいき始め、パチンコに賭ける費用は1日数千円ほどでした。それが、一度大当たりしてから変わり始めたのです。

一度当たると数万円になることから、軍資金は数万円になり1日に10万円以上すったことも・・・
そこからハマるのに時間はかかりませんでした。土日は必ずパチンコ屋に入り浸り、そのうち平日の仕事終わりにもパチンコ屋に直行する日々を送るようになっていました。

パチンコの負けは1日単位で見ると数万円でも、1ヵ月、1年、、と考えると大金になります。負けを取り消したいがために借金をするようになりました。
負けているのはわかっていても、やめるタイミングを失ってしまったのです。パチンコにハマっている人はパチンコに費やすお金を「投資」だと思っている人もいます。

その生活を続けるわけにはいかず、消費者金融からの借入限度額を借り切ったところでどうしようもなく法律相談所を利用する運びとなりました。

◆弁護士さんを探すため、「街角法律相談所」をやった

Aさんが法律相談所を探すきっかけとなったのは、「街角法律相談所」というものを知ったからでした。
街角法律相談所とは、Aさんのように「借金のことをどこに相談したらいいかわからない」という方のためにあります。
日常生活で弁護士さんと出会うことなんて、あまりないですよね。

借金のことは法律に詳しい専門家に相談するのが一番です。
簡単な入力をするだけで、自分の状況や今後どうしたら良いか専門家が相談に乗ってくれるので安心してお任せすることができます。
法律について無知だからこそ、自分の状況を冷静に判断してくれる専門家が必要なのです。

よくわからない債務整理のことも専門家が無料で教えてくれます。
街角法律相談所はこちら


信用情報(ブラックリスト)について詳しく知りたい方はこちら⇒借金と関係してくる『社会的信用』とは具体的にどんなものか

任意整理以外の「債務整理」

自己破産・・・借金をすべて帳消しにする
個人再生・・・借金を大幅減額できる
特定調停・・・返済額や返済期限を調整する
過払い金請求・・・過去に払った借金で払いすぎていたらお金が返ってくる

◆弁護士さんに依頼後、自己破産の手続き

Aさんの借金の総額は700万円を超えていました。Aさんの収入状況や生活状況をみると任意整理や個人再生の手続きは出来ませんでした。そのため、債務整理として自己破産を選択せざるを得ませんでした。借金の理由がギャンブルであったことから、管財事件として受任し自己破産の申し立てをする運びとなりました。

◆ギャンブル依存症の治療を開始

Aさんはパチンコ依存症で、本人もそれをある程度自覚していました。そして、管財人弁護士と面談したときに「パチンコを辞められる自信がない」と言っていました。

ここからは当事者本人の戦いです。ギャンブル依存症の治療法には、どういった方法があるのか具体的に紹介していきます。

1.ギャンブル依存症を自覚する

ギャンブル依存症の特徴は「否認」だといわれています。ギャンブル依存症の人は依存症であることを基本的に認めません。まずは認めることから治療は始まります。現実を理解するためにも反省文を書いたり、現状を文章にするのも良いでしょう。

2.GA(ギャンブラーズアノニマス)への参加

GAとは、「ギャンブラーズ・アノニマス」の略称で、ギャンブル依存症に苦しむ人向けの団体です。ギャンブル依存症を克服したい人が定期的に集まり、ギャンブル依存症の恐ろしさや体験談などを共有し、ミーティングをすることで同じ依存症に苦しむ人同士で治療し合えるというシステムになっています。

このような自助グループのミーティングに参加することで自分を見つめ直し、また同じ悩みを共有し合えることで治療に関する情報交換ができます。

3.家計を徹底的に見直す

借金の解決するためには、まず家計を見直す必要があります。家計簿をつけ収入と支出のバランスを見なくてはなりません。

4.パチンコ以外の趣味を作る

大切なことは、暇な時間を作らないことです。暇な時間が増えるとついパチンコに行きたくなってしまいます。
パチンコ以外に趣味を見つけるか、暇な時間をなくすようにしましょう。

どんなことでも良いので夢中になれそうなこと、手を出しやすそうなこと見つけましょう。

パチンコをやめて趣味をみつけよう

また、習い事などはお金がかかる!という場合はお金をかけずとも出来ることとしてジョギングをオススメします。
このときに、パチンコ屋さんの前を通るようなコースだけは避けてくださいね。
あとは筋トレやヨガもオススメです。家にいながらに出来ますし、ネットで調べればパーソナルトレーナーに依頼しなくても簡単に始めることができます。あとはやる気次第です。

◆パチンコ依存症からの回復

借金問題を解決しつつ、根本的な原因であるギャンブル依存症を克服していかなくてはなりません。
ギャンブル依存症による借金を克服しようとする姿は裁判所も見ています。反省し、回復することで債務整理の結果も左右するかもしれません。依存症の克服にに立ち向かう姿を見せましょう。

◆まとめ│借金は弁護士さんに相談しよう

いかがでしたか?

今回はAさんのエピソードをご紹介しましたが、次はあなたの番です。

借金の悩みは、専門家に相談しましょう。そこから計画を立てて借金と治療どちらも同時進行で行っていきましょう。

まずはあなたの借金を専門家に分析してもらいましょう。

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