お金があると選択肢が増える~散財を貯金に変える方法~

選択肢の違い

dourohyousiki

前回『パチンコとお金のお話』でも紹介しましたが、パチンコとお金は切っても切れない関係です。
では、お金がある状態とお金がない状態はどういった違いがあるのか?
それは、「選択肢」の違いです。
お金があれば選択肢が増えます。
ある程度の範囲で自由に選ぶことができますし、その範囲であれば大丈夫ということもわかります。
しかし、お金がない状態というのは、「選択肢がない」ということです。

例えば、こんな感じでお金がないという状態はあなたから選択肢を奪います。
資格を取ったり習い事をしたい→でもお金がないから資格も取れないし、習い事もできない
車がほしいな→毎月のローンが払えるか不安・もしくはお金がないから払えない
交友関係を広げたい→食事や飲み会代が払えないから行けない
こんな状態です。お金がないということは、選択肢を減らすことなのです。

ギャンブルで借金地獄~返済できる可能性~

そんな大事なお金であなたは自ら選択肢を減らしている

kesigomu

パチンコをするということは、「お金がある状態」で多くあった選択肢を自ら減らしているのと同じです。
パチンコは「勝つ」か「負ける」の二択であり、さらに負ける可能性はとても高いです。
そして依存症に陥ったら苦しめられるという地獄ルート込みで、ハイリスク・ローリターンなゲームだと考えてよいでしょう。
勝算のあまりないルートを自ら選び、自滅しているだけです。
自ら選択肢を狭めているのです。
『NO』しか選べない生活はいいものでしょうか?
友達から誘われてもお金がないから断り、こういったことがしたいと考えていても、お金という壁にぶち当たり諦めるしかない・・・
自分がいかに自ら選択肢を絞っているか自覚したほうがよいです。
お金があったら、交友関係を広げたり資格を取ったりスキルアップしたり、ゆくゆくは車を買ったり・・・
選択肢は限りなく広がるでしょう。
パチンコ屋の中は狭い世界であると自覚しましょう。

パチンコをやめて趣味をみつけよう

散財を貯金に変える方法

cyokinnbako

では、お金を「使う」ではなく「貯める」ことができるようになるには、どうしたらいいのでしょうか。
まず初歩的なことから、私が実践したものをいくつか紹介します。
心得として、お金をあまり持ち歩かないことをしっかり頭に入れておいてください。
クレジットカードやお札を持たないことが大事です。
また、絶対に必要になるお金もあると思いますので、お札を小銭にくずすことです。
使わないようにするためには大切なことです。
買い物したりお金を使ったらちゃんと記録を取っておきましょう。
買い物したらレシートを貰い、レシートが出ないものだったら記録しておくのです。
そして、一ヶ月に一度ちゃんとお金の出入金簿を作ることです。
一ヶ月全体でどのくらい何に使っているかみて、ムダだと感じたら気を付けるようにしましょう。

また、もう一つ大切なことをします。
それはとても簡単です。
一日に100円だけ、貯金箱にいれるのです。毎日、かかさず。
こうしていくことで、3ヵ月後の自分に無理なくしたことでプレゼントができます。
貯まった9千円で何をするか決められるのです。
これは過去の自分が未来の自分に無理なくしてあげられたことです。
しかし、これが2倍、3倍・・・いや、100倍だったら・・・と、夢が広がるのです。
大切なのは自分にご褒美をあげることです。
そして、がんばっている自分を好きになるように自然とできるようになってきます。

また、ここでパチンコ依存症にかかった人ならではの悩み「金銭感覚」という問題に直面していただきます。
お金の感覚」と「現実のお金」との差があればあるほど、直していくのは大変だと思います。
しかし、こういった実践や方法・考え方をまず知っておいてほしいと思います。
地道にできることで感覚を取り戻していくと同時に、貯金に対する大切さや方法を探していくのです。
貯金は、感覚と実践あるのみです。
そのうち何かしたいことができて、貯めたお金を使うようになったとき、お金を使うことの楽しさや喜びを知っていくのだと思います。
そして、それがパチンコなどのギャンブルではなく、本当に充実した価値のあるものだといいです。

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