最近心の底から爆笑したのはいつですか?どんなことで笑いましたか?
その場面・理由・感情、覚えているでしょうか?
以前パチンコ依存症だった方のお話から、パチンコ依存症克服のヒントを得たので紹介します。
私はパチンコ依存症のとき、極端に笑うことが少なくなりました。 |
笑うことや笑顔にはメリットがたくさんあった!
メリットその① 免疫力が高まる
笑うことで作られた〝善玉〟の神経ペプチドは、血液やリンパ液を伝って体中に流れます。
そしてナチュラルキラー(NK)細胞の表面に付着することで、NK細胞を活性化させます。
NK細胞というのは体内に侵入した病原菌やウイルス、異常のある細胞を攻撃して死滅させる免疫細胞の一種です。
その結果、がん細胞やウイルスなどの病気の元となるもの自体を攻撃し、免疫力が高まるのです。
実際に、漫才や落語、新喜劇などをみてたくさん笑った直後に血液検査を行うと、ある実験では18人中14人がリンパ球のNK細胞の活性値が上昇したというデータが残っています。
また、免疫力が高すぎるのもダメです。高すぎると別の病気(アレルギーなど)になりやすくなってしまうため、そういった場合には笑うことで免疫力を下げ、調節するのです。正常の状態に調整する役割を担っているのです。
低すぎれば上げ、高すぎれば下げます。いわば「笑い」とは「天然の万能薬」です。
メリットその② ストレス解消
笑うことで副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減少します。
そうすることで、脳の温度が下がります。
人は笑っている状態のとき、この二つの神経がバランスよく働きます。
また、NK細胞というのはストレスを感じると活性が妨げられ威力が低下します。
そうなることでがんになりやすくなったりしてしまうのです。
ストレスはがんの芽を作るといわれるほど健康に大きな影響を与えるのです。
メリットその③ リウマチの痛みが軽減する
笑うことでリウマチを悪化させる原因物質が減少し、関節の痛みが和らいだという声が多かったことから、笑うことはリウマチにも効果があるとされています。
ある実験とは、リウマチ患者の集団に40分間リウマチに関する講義を聞いてもらった後と、同じ集団に40分間落語を聞いてもらった後で、それぞれ唾液検査を行ったところ、前者は、免疫を制御するインターロイキン6やコルチゾールなどのストレスホルモンの増加が見られたが、後者はそれらが減少し、減少量は鎮痛剤の1週間分に相当したことが分かったということが報告されています。
また、日本医大のレポートによると、関節リウマチ患者に落語を聞かせたら、痛みが減少したり、消失したという患者が増え、関節の炎症に関係する血液中のインターロイキンという物質が、落語を聞く前の3分の1にまで減少した。
メリットその④ 糖尿病の予防や改善に効果がある
糖尿病の原因は、血液中の血糖値が高くなり動脈硬化や神経障害などの深刻な症状を引き起こすというものです。 しかし最近、笑うことにより糖尿病患者の血糖値が下がるということが明らかになり話題になっています。また、治療が長期になるとストレスも溜まりやすくなるので、笑うことはその点においてもプラスに作用するのです。
メリットその⑤ 鎮痛効果がある
先ほどの「リウマチの痛みが軽減する」でも紹介した通り、笑うことは痛みを軽減する効果があります。幸せ物質と呼ばれる「エンドルフィン」を放出させるのが、「笑う」ことです。別名「幸せ物質」とも呼ばれているエンドルフィンが鎮痛効果を発揮してくれることは、すでに科学的に証明されています。神経伝達物質エンドルフィンは、あのモルヒネの6倍に相当する鎮痛作用があるとされています。
メリットその⑥ 右脳が活性化する
左脳は理論的な思想をする時に使い、右脳は創造的な活動をする時に使われるといいますが、笑うと右脳が活性化するので左脳を使って起こるストレスをやわらげる効果があるとされています。そうすることで左脳がリラックスし疲れないので、左脳を使う場合素早く対処できるのです。
お腹の底から大笑いすることももちろん良いです。呼吸器機能も高まり、また腹筋の強化にもつながります。
「笑うこと」のいいところは、最初は「作り笑い」でも良いということです。
笑っていることで脳が楽しいと錯覚します。
まずは笑うことが大事なのです。
いかがだったでしょうか。ぜひ試してみてください。

【パチンコ依存症のさまざまな治療法】