カードローンの金利とクレカのリボ払いってどっちが得なの?比較してみた

クレジットカードの支払いをリボ払いに、カードローンの毎月の返済はリボ払い?
など、リボルビング返済は私たちにとって非常に身近です。
ザックリいうとリボ払いは毎月決まった金額を支払う返済方法です。分割払いとは若干ですが異なります。

実はリボ払いが近年問題になっているのをご存じですか?
結局、リボ払いとカードローン返済どちらがお得なのか、今回でハッキリさせようじゃないか!
ということで徹底検証してみました。

◆リボ払いの取扱高の増加に伴い、消費者相談も増加傾向

「リボ払いでまじめに支払っているのになかなか支払いが終わらない」

「気が付いたらとんでもない高額な利用額になっていた」

 

最近ではクレジットカードのリボ払いを利用している方でこのように悩まれている方が増えています。

 

平成28年4月に経済産業省が発表した報告書によると「リボ払いはクレジットカードの取扱高の約7%を占めるまでに成長している一方、消費者相談も増加傾向にある」と公表されています。

 

リボ払いはショッピングなどで高額な買い物をした場合でも、一括支払いや分割支払いといったように、翌月や数カ月後に返済が求められるわけではなく、高額な支払いで一気に伸し掛かる生活への負担を軽減することが可能です。

 

一方、その便利さがリボ払いを払えなくなる人を急増させている理由のひとつでもあります。

 

今回、リボ払いは本当にお得なのか、リボ払いとカードローンの返済シュミレーションをして徹底比較してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

◆リボ払いが払えなくなるのは何故?

リボ払いの大きな利点として挙げられるのは、利用残高に応じて毎月の支払いを一定に保つことができることです。

 

そうすることによって、クレジットで買い物した金額が多い月でも、支払う金額が大幅に上下することがないため毎月の家計が非常に安定しやすくなります。

 

しかし、その利点が「リボ払いが払えなくなる」大きな原因にもなり得るという事は知っておく必要があります。

 

次にリボ払いが払えなくなる大きな理由について3つご紹介いたします。

1.利用残高が把握しにくい

2.元金がなかなか減りにくい

3.実質年率15.0%と一定の手数料金利設定

 

この3つの理由についてそれぞれ解説していきます。

 

1. 利用残高が把握しにくい

リボ払いの支払い方法は、利用限度額による一定の返済額を毎月返済します。

 

例えば、今月ショッピングで高額な買い物した場合でも、翌月や2ヶ月後に高額な支払いを求められることがありません。

また、そのショッピングで利用した金額は利用残高に加算されるだけで、支払額に大きな変化はありません。

そのため、なかなか「今どれだけの金額を利用しているのか」把握しにくい仕組みとなっています。

 

2. 元金がなかなか減りにくい

リボ払いの返済額は、数千円~となっていて一般的にかなり少額の返済額設定となっています。

 

リボ払いによる多くの返済方式は「残高スライド元利定額リボルビング方式」と言い、返済額の中に元金と利息を含んでいて、利用残高によって毎月の支払う一定の金額が変わるといった返済方式です。

 

返済額が一定のため利用残高が増えてしまうと、利息は大きく膨れ上がってしまいます。

 

もし、ショッピングなどで利用残高が高額になってしった場合、毎月の返済額から利息が優先的に支払われるため、毎月滞りなく返済をしていたとしてもなかなか元金が減っていかないといった状況に陥ってしまう可能性があります。

 

3. 実質年率15.0%と一定の手数料金利設定

現在ほとんどのクレジット会社が実質年率を年15.0%で軒並みを揃えています。

 

下記が人気の大手クレジットカード会社10社の一般的なリボ払い手数料の金利の一覧です。

サービス名 実質年率(年)
三井住友カード 15.0%
アメリカン・エキスプレス 14.9%
エポスカード 15.0%
オリコカード 15.0%
セゾンカード(一般) 14.52%
ニコスカード 15.0%
楽天カード(一般) 15.0%
DCカード 15.0%
UFJカード 15.0%
JCBカード 13.2%~15.0%

 

そして、クレジットカードによるにショッピングなどでの利用は「上限金利が15.0%~20.0%で貸付けを行わなければいけない」と定められている貸金業法の対象外となり、「割賦販売法」という法律の対象となります。

 

この割賦販売法では金利の上限などの規制はされていません。

 

しかし、日本クレジット協会が作成した下記の規則によって2010年よりクレジット各社の手数料率による自主規制がされるようになってきました。

 

「包括信用購入あっせんに係る自主規制規則」

利用者の利益を保護する目的につくられた基本規則となり、その中ので、クレジットカードの手数料率が出資法の上限金利を超えないように努めよと定められています。

 

法律による制限はありませんが、クレジットカードが最近利用者が急増しているカードローンよりも選ばれるように金利を低く設定しているのが現状です。

 

次に実際にリボ払いとカードローンで借入れをして、返済をする中でどれだけ金利や利息に違いがでるのかシュミレーションをしてみましたので、参考にしてみてください。

 

◆リボ払いとカードローンの返済シュミレーションを比較

カードローンには銀行カードローンと消費者金融カードローンがあります。

 

この2つのカードローン特徴を簡単に説明させていただきます。

 

銀行カードローン:銀行が提供している低金利のカードローン。

消費者金融カードローン:消費者金融が提供している「30日間無利息」といったサービスが充実しているカードローン。

 

今回は「リボ払い」と「銀行カードローン」、そして「消費者金融カードローン」の3つのサービスで下記の条件でシュミレーションを行っていきます。

 

【シュミレーション条件】

・銀行カードローン:みずほ銀行(実質年利:14.5%)

・消費者金融カードローン:プロミス(実質年利17.8%)※「30日間無利息」サービス利用

・リボ払い、カードローンで30万円をショッピング、又は借入れした場合の返済。

・毎月の返済は3万円とする。

・その間の追加でショッピングや借入れは無いものとする。

 

【返済シュミレーション】

返済回数 リボ払い(クレカ) みずほ銀行(銀行カードローン) プロミス(消費者金融カードローン)
1 30,000円 30,000円 30,000円
2 30,000円 30,000円 30,000円
3 30,000円 30,000円 30,000円
4 30,000円 30,000円 30,000円
5 30,000円 30,000円 30,000円
6 30,000円 30,000円 30,000円
7 30,000円 30,000円 30,000円
8 30,000円 30,000円 30,000円
9 30,000円 30,000円 30,000円
10 30,000円 30,000円 30,000円
11 22,170円 20,573円 21,660円
返済総額 322,170円 320,573円 321,660円
利息合計 22,170円 20,573円 21,660円

 

このように30万円を借入れした場合、最終的に支払った利息が多かったのは「リボ払い」という結果になりました。

 

返済額を3万円と一律にした場合、リボ払いの方が返済額が高くなってしまいましたので、この返済額が少額になればなるほど返済期間は長くなり銀行カードローンとの利息の差は大きく開いてしまいますね。

◆カードローンで立替えると金利が低くなる場合がある

クレカは実質年率が一般的に年15.0%と一律の設定になっています。

 

しかしカードローンは利用限度額が高額になればなるほど金利設定が低くなります。

 

上記でシュミレーションを行ったみずほ銀行を例にあげてみましょう。

 

【みずほ銀行】(コンフォートプラン)

利用限度額 実質年率
10万円以上~100万円未満 年14.0%
100万円以上~200万円未満 年12.0%
200万円以上~300万円未満 年9.0%
300万円以上~400万円未満 年7.0%
400万円以上~500万円未満 年6.0%
500万円以上~600万円未満 年5.0%
600万円以上~800万円未満 年4.5%
800万円以上~1,000万円以下 年4.0%

 

このようにカードローンは利用限度額によって金利がさがるため、リボ払いで支払い続けるよりも、カードローンで立て替えをすることで結局支払う利息が少なくて済む場合があります。

◆まとめ|カードローンの方がお得かも

いかがでしたか?

リボ払いよりもカードローンを活用することで、終わらない支払いの悩みなら解消することも可能なのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。