パチンコ依存症から抜け出すための試練

パチンコ依存症はもはや病気なのです。
わたしは長いことそれに気がつきませんでした。もうパチンコに縁の無い生活を手に入れたい…。と考えるもののそんな願いは通じずどんどん深みにはまって、そんな生活がいつまでも続くはずもなく、お金が足りなくなったらその都度お金を消費者金融から借り入れる…。そんな生活が続いていました。
あの時どんな気分で生きていたのか。今となっては思い出すことはできません。
何を考えて日々生きていたのか。これからの生活は、人生はどうするつもりだったのでしょう。今となっては何も思い出すことができません。


パチンコ依存症から抜け出すきっかけはある一冊の本

パチンコをする以外の趣味は、お金がないこともあってほとんど何もできない状態でした。遠くに行くこともできないので、いつも家から近い圏内で活動していた気がするし、あれが欲しいと思っても手に入らないと諦めることが多かったように思います。
でもそんな中でも図書館から借りた本を読むのはお金がかからなかったしかなり助かりました。友達とも遊んでなかった自分を助けてくれていたのは図書館の本でしたね。
その時読んだ小説の中に、アルコール中毒で悩む主人公が出てきて、今思うとあれは作者自身だったのですが、そんな自分の声だからこそ依存で悩む気持ちが痛いほど伝わってきました。
その主人公は最終的にアルコール中毒から抜け出すことができたのですが、それを読んではじめて「このままじゃいけない」と気づくことができたのです。
あれが読書で得る「気付き」というやつだったんだと思います。


チャンスをもらったのかもしれない

自分はもしかすると、パチンコ依存症から抜け出すチャンスを誰かにもらったのかもしれないと思いました。
あの広い図書館で何も考えずに本を読み漁っていたとしても、あの時読んだ一冊にたどりつくことができなかったかもしれない。でも自分はたどりついた。
自分にとって試練だったのかもしれない。図書館の中で自分を助けてくれる一冊を見つけることができるのかという試練。
わたしは運よく早めにその試練を合格したと言う他ありません。