パチンコ依存症の治し方:自己嫌悪と現実逃避

自己嫌悪と現実逃避の関係

nayamu_ushi

パチンコ依存症になると「嘘」や「自己嫌悪」や「現実逃避」をすることが多くなります。しかし、そこにパチンコ依存症を治すカギはあるのです。

まず、自己嫌悪の定義とは、
自分が嫌になる状態のことをいい、何らかの失敗をしてしまったときなどに湧き上がる感情であります。

私たちは自分で意識しているか無意識かは別として、「理想の自分」というのを持っています。
「こうありたい自分」と「実際の自分」とのギャップで自己嫌悪に陥るのです。
それだけ聞けば人間誰しもが持っている感情で、依存症は関係ないように思えるかもしれませんが、パチンコ依存症の患者さんは「理想の自分」と「実際の自分」とのギャップが激しく、より自己嫌悪に陥りやすい傾向にあります。
例えば、パチンコで大金が消えてしまったときや、ギャンブルで約束を破ってしまったとき、パチンコに行かないと誓ったのに結局行ってしまったときなど。パチンコ依存症の人にとって、日常で乗り越えるべき課題は数多くあります。

それに失敗する→自己嫌悪する→現実逃避する、という負のループから克服を遠ざけている場合が非常に多いのです。

失敗してしまったのは本当の自分ではなく、失敗しなかったであろう自分のイメージで想定され、現実がそれと異なったため「自己嫌悪」は発生します。
「こんなはずではなかった」「こんなことは望んでいないのにどうしてこうなるんだ」と心の中でギャップを感じ、「パチンコ依存症は治り普通の生活を送る自分」と「誘惑に負けてパチンコをしてしまっている情けない自分」との圧倒的なギャップを感じます。そして自己嫌悪します。

自己イメージとは異なる現実を受け入れたくないとき、その現実を嫌悪する自分を人格の中に作り出すことにより、失敗しない自分が存在しているかのような錯覚をいだく。つまり、自己嫌悪の主な機能は現実逃避をすることなのである。

私も、実際その状態でした。「パチンコをやめられている自分」と「バリバリ働いて普通の生活をしている自分」という存在しない自分が、まるで本当にいるかのように感じていました。それは錯覚なので、現実と全く違った場合スリップしてしまうのは当然なのです。
理想の自分は存在していないと認めなければ、問題は解決しません。
理想の自分にしがみついて、なにもしないことを自己嫌悪といいます。
本当になんとかしようとしている人は自己嫌悪などしている暇はありませんから。
私は金銭的にも限界を向かえ、精神的に疲れ、ようやく理想の自分などいないのだと認め始めました。
そこから「パチンコ依存症を治せない自分」が存在していることを認め、治していこうとようやく思考が「解決」に向かい始めたのです。
いままで現実逃避していたことから、現実を見つめなおし解決につなげることに。

まず第一歩として、周りの人に正直に話してみてください。
自分の意志ではパチンコをやめられないこと・お金のこと・仕事のこと
責められることも覚悟しておいたほうがいいでしょう。
しかし、「助けてください」と声に出してみてください。
その瞬間から、あなたは変わることができます。
ここにきてようやく、解決のスタートラインに立つことができるのです。
いろんな問題に直面すると思います。
「借金の問題」「仕事の問題」「信用の問題」「家庭の問題」
とても苦しいことばかりかもしれません。
しかしそのとき、あなたは気づくのです。
誰にも言えず偽りの顔で過ごし、平気で嘘をつき、先がみえない苦しい毎日を過ごすよりも、
すべてを正直に話し解決に向かおうとしているときのほうが、気持ちが晴れやかになっていることに。
ときには涙を流すかもしれません。
しかし、それは「いままでパチンコ依存症を克服できなかった」という後悔の涙とともに、
「やっと本当のことがいえた、それだけでも楽になった」という喜びの涙なのです。
その気持ちをなくさずにいてほしいと思います。


まとめ

自己嫌悪とは現実逃避であり、それを受け入れることでしか解決には向かえない。
ありのままの自分を認め、周りの人に正直に話そう。
そして、解決に向かおう。