苦しみから抜け出すたった一つの方法

人は「承認欲求」を持っており、認められたい生き物です。(詳しくはこちら⇒パチンコ依存症につながる褒められたい認められたい欲求)そういった気持ちは誰にでもあります。しかし、常日ごろから人に対して「見返り」や「承認欲求」など自分に与えてくれることばかり思っていると、それなくしては何もしなくなってしまいます。本来の姿は「こうしてあげたいからする」(自己満足)であったり「こうしたら私はその人の役に立つことができるからする」(貢献)が動機のはずなのに、いつの間にか「こうしたら褒めてくれる・認めてくれる」と動機がずれてしまっているからです。何かに貢献することの大切さと、自己満足であれ、ということを書いていきます。


貢献するとは

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貢献することは「自分を認め、他者を許すことである」。私はそう思います。自分が何かを貰うのではなく、自分が何かを与える人になるということです。それが自己満足であったとしても、心の充実感はかなり違います。与えられることを喜びと感じたら、幸せに近づいているはずですよ。人は一人では生きていけません。より満足するためには、相手の幸せを自分の幸せに感じることが必要不可欠なのです。見返りを求めるという行為はそれが果たされなかったときに自分を苦しめることになります。それを放棄することによって、全てのことが幸せだと感じることができるのです。あなたがいま苦しんでいるのであれば、その苦しみから抜け出す方法はたった一つです。それは、「他者を喜ばせること」です。

例えばあなたの恋人・家族に「パチンコを辞める」と宣言してみてください。
驚くほど喜んでくれるはずですよ。そんなに簡単に人を喜ばせることができるのです。

パチンコ依存症を克服した後でやってくる幸せ


パチンコ依存症からも抜け出すことができます

パチンコに行く行為は、「見返り」しか求めていません。

——————そんな姿、美しいと思いますか?

——————自分自身を誇れますか?

パチンコに行くこということは、なぜあまり評価されないか、ダメなイメージがついてしまうか、問題はここにあると思います。そもそも、「儲からないから行かない」という人が多いのは事実ですが、「パチンコ依存症」という病気にかかってしまった人たちは頭ではわかっていても体がいうことを聞いてくれない状態なので、そんな冷静な判断はできません。その考え方を変えることは自分自身にしかできません。

なぜ、パチンコに行ってしまうか。それは病気であり、治すのはとても大変です。頭の中にパチンコの存在がある内は完全に消すことは不可能かもしれません。しかし、それを必死で治そうとしているのには何か理由があるはずです。あなたは心の中で誰かの役に立ちたいと思っているのではないでしょうか。パチンコに生き続けていても、心の中は満たされません。「パチンコに行く」という行動に関わらず、なにかに納得がいっていないとき、自分に不満があるとき、それは何かを変えたいという心からのメッセージです。もしかしたら自分からのSOSかもしれません。