地方でパチンコCMが多い理由、そこに客寄せマジックがあった!

「レジャー白書によると、2014年のパチンコ人口は1150万人、パチンコのホールの市場規模は、24兆5040億円に上ります。
主都圏に住まわれている人が地方に行くと、テレビでやたら「パチンコのCM」をしていると感じたことはないだろうか。そこには、意外な理由がありました。あなたもパチンコ業界の手法にまんまとハマっているかも!?ふと感じることはあっても、理由までは知らないところに、意外な盲点があったりするので、そのことを説明していきます。


「パチンコメーカーのCM」と「パチンコホールのCM」は全く違う!

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東日本大震災以降、パチンコのCMはあまりみなくなったといわれています。たしかに以前よりは減ったような・・・?しかし、「SANYO、サミー、ニューギン、平和などのCMは東京でよく見るよ!」という方もいると思います。実際は、「パチンコの機種のCM」を自主規制して、「企業イメージのCM」に限定することにしたからなのです。そういう戦略に切り替えたということですね。

では、「パチンコメーカーのCM」と「パチンコホールのCM」はどのように違うのでしょうか?それは、東日本大震災以前に「パチンコの機種のCM」を自由に流すことが可能だった頃を思い出してみましょう。

メーカー側は、お客さんが自社のパチンコ台で遊んでほしいというのが狙いではありますが、最終的に目指しているのは「ホールにその機種を導入すること」です。メーカーさんにとってのお客さんはパチンコ屋さんですから、パチンコ屋さんがその機種をほしいと思わなければ始まらないわけです。なので、メーカー側は台の機種を定番化したいのです。メーカーのCMがバンバン流れていた頃は、例えば「海物語」のCMを流して、お客さんはふとのろしをみて来店する、などパチンコの機種で稼働率を上げていました。そのパチンコ台が”客寄せ”の役割になっていたので、その台が人気だったら最新版が出たときにも導入されます。なので、ある意味「パチンコホールの宣伝」の役割も果たしているのです。例えば新作の台が出て、そのCMを見た人がお店に入ったら、それは「台のCMをみて来店」になります。なので、パチンコ店とメーカーさんはともに支えあっていかなければなりません。どちらを流してもいいのですが、どちらがインパクトに残るかはそのとき次第なので、どんな形であっても宣伝をするというのはとても大事なことなんですね。


東京キー局と地方のキー局の放送エリアの違いは、その「圧倒的な広さ」!

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東京キー局・地方キー局ここでは大阪キー局を例に挙げてみてみます。東京キー局とは、主に東京周辺ですとフジテレビ・日本テレビ・TBS・テレビ東京・テレビ朝日の5局を指します。東京キー局の電波でテレビをみれる地域は、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・静岡県東部です。とても範囲が広く、その影響力は計り知れないため、東京キー局での放送は非常に高額であり、ローカルなCMを東京キー局で流しても「無駄打ち」になってしまうため意味がありません。

一方地方のテレビ局は、多くは県単位でのオンエアなので、無駄打ちすることなく宣伝ができ、広告効果が望めるというわけです。地方に行ったときに感じる「パチンコのCMの多さ」は見慣れないことも影響しています。また値段も格安で出来るため、その地域の人に向けて流すにはちょうどいいのです。あるところでは、15秒のCM1本5000円という値段で出来る地方テレビ局もあるそうだから驚きです。東京キー局の15秒CM1本あたり大体40万円くらいですから、その差は80分の1です。東京キー局の影響力がそれだけあるってことですから、すごいですね。