依存症はホームレスの入り口である

「ギャンブル依存症問題研究会」発足

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ギャンブル依存症はアルコール依存症と違い見た目に現れず、周囲の人が気づきにくいです。
また、自分で自制してすぐにやめれるものでもないので、進行が進みやすいのです。
しかし、それほど深刻化するにも関わらず、その実態を多くの人は知りません。
まずはその実態を明らかにし、ギャンブル依存症に苦しんでいる人を少しでも減らそうと、「ギャンブル依存症問題研究会」が2016年3月2日に発足しました。
中心となるのは、ホームレス問題の解決を目指し政策提言などを行っているNPO法人「ビッグイシュー基金」です。
依存症を発症しホームレスに繋がるケースも多く、その深刻さは明らかであり、多くの人に知ってもらう必要があります。
また、その問題を政策提言する必要があります。

2日に発足した「ギャンブル依存症問題研究会」には、ビッグイシュー基金のほか、回復施設の関係者らが参加しました。
当事者へのヒアリングなどからギャンブル依存の実態を明らかにし、政策提言を行うとさせています。

これを受けて業界も動き出しています。
平成18年には、業界団体「全日本遊技事業協同組合連合会」(全日遊連)が支援し、依存当事者や家族らからの電話相談に応じる「リカバリーサポート・ネットワーク」を設立。
パチンコ屋の店内にこの紹介ポスターが貼られるようになったり、宣伝チラシなどにのめり込みへの注意を促すバナーを入れたりしています。
また、全日遊連など14団体でつくる「パチンコ・パチスロ産業21世紀会」が「安心娯楽宣言」を発表し、ホームページで依存の自己チェック表や、依存から抜け出すための相談機関、医療機関を紹介しています。
(こちらでも紹介しています⇒ご本人とご家族のケア—依存症ケア団体

日本の依存症の深刻さを考えよう

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つまり、このニュースから何が言えるかというと、日本は想像以上に「ギャンブル依存症に侵されている」ということである。
業界を巻き込むほど深刻だということをあまり多くの人が認識していないようにも感じる。
日本にカジノができるといった案であったりするのも、依存症解決に対する意識の低さが伺える。
しかし、カジノをつくったとしてもパチンコ依存症に陥っている人は減らないだろう。
そういった議論がなされるだけ、「意識の低さ」は露呈してくる気がします。

またタイトルにもある通り、「依存症はホームレスへの入り口」である。
それは他の依存症とはるかに差をつけてギャンブル依存症が最も近くにいるだろう。
ギャンブルといっても競馬・競輪・麻雀・パチンコ・パチスロと様々だが、共通しているのは「お金」が密接に関わっているところである。
それは数々の「最悪の場合」を想定する。
借金地獄」であったり、「家庭崩壊」であったり、「ホームレス」であったり・・・
依存症になると様々な不幸を引き起こしやすくなります。
そして、知識がないために本人ですら自分が依存症であることに気づいていない場合もあります。
また、気づいていても否認してしまうのは特にパチンコ依存症の特徴であるといえます。
これを受け、やはり一人ひとりの意識であったり、サポートをする施設の充実であったりが大切になってくると思います。
一人ひとりが「依存症」というものを知っておけば、次のステップに進めますから。
ギャンブル依存症にかかっている人の割合は、成人男性の9.06%(成人女性の1.6%)となっており、これは諸外国と比べて異常な数値です。
認識の低さを感じずにはいられません。

私の中の結論

kuroba

一人ひとりの認識を高め、国全体でギャンブルに対する認識の改善を行う必要がある。
また、依存症のケアの充実にも力を入れるべきである。