パチンコ依存症体験談:20歳代男性

パチンコ依存症なんて、自分には関係のない単語だと思っていましたが、「関係ない」と思っていた時点から、「もしかして俺ってパチンコ依存症なのかな」と思い始めた時点までは、とても短かったです。


ビギナーズラックが借金地獄の始まり

パチンコを始めたキッカケは大学時代に先輩に連れられていったことでした。まさにビギナーズラックで2000円使い7万円の勝ちを味わってしまいました。社会人だったらまだしも、1人暮らし2年目の大学生にとって7万円は1ヶ月分のバイト代に匹敵する金額で、しかも滅多に直接自分の手で触れるような金額ではありませんでした。もちろんこんな大金が財布の中に入っているなんてことも初めての体験で、すっかり浮かれ舞い上がってパチンコにハマってしまいました(→何が原因でパチンコにハマるのか?)。でもこの舞い上がりが地獄の始まりでした。


パチンコ依存症だと気付いた時には

すっかりパチンコに魅入られてしまい、最初は「1万円以上使わない」と決めていたのに、次第に「3万円まで」と限度が引きあがってしまいました。大学にもあまり行かなくなったので、週5日くらいはパチンコ屋に通っていました。月20日もし負け続けたら、それだけでも60万円の出費ですが、当時はそんなこと考えてもいませんでした。負け続けるどころか勝ち続けると信じて疑わず、月に60万の出費になるなんてことも想像すらしておらず、水道代や電気代すら支払が滞る日々に首を傾げているほどでした。光熱費分もパチンコにつぎ込んでいるという感覚すら失っていたのです。その頃から自分はパチンコ依存症なのではないかと考え始めました。「パチンコ依存症」という単語が他人ごとではなくなったように感じました。でもまだまだ軽度だろうと考えていました。

気が付くと家の物を売っていました。パチンコの資金にするため、生活に必要のないものや大切にしていたけれど売れそうなものは片っ端から売りました。きっかけは人によって様々だと思いますが、パチンコに魅入られてからは時間が経つのがアッという間に感じました。彼女もおらず、バイトしているか学校にいっているかパチンコをしているかくらいの選択肢になっていました。周りが就職の話を始めたときにはさすがに焦りましたね。「あれ、もうそんな時期?早くない?」とずっと思っていました。


社会人になっても変わらず

とりあえず就職はしたものの、適当に決めたところにたまたま受かったので「ラッキー!これでまたパチンコが出来る」くらいの感想でした。
社会人になっても特にやることは変わっておらず、むしろもらえるお金が増えたことでパチンコに使うお金は増えていきました。いまでもパチンコ依存症は治っていません。飲みに行ったり付き合いがあったり、パチンコに使う時間は少なくなりつつありますが、休みの日のどちらかは必ず行っています。これほど飽きないのも不思議ですが、足が自然と向かってしまうんです。むしろパチンコ以外にやることが見つからないのです。

こんな僕は、パチンコ依存症の末期なのでしょうか?