パチンコ依存症の親と愛情不足の子供がいきつく末路は・・・

以前にも紹介したころがありますが(詳しくはこちら⇒パチンコ依存症患者→犯罪者~なにを選択するのか~)、大人が犯罪を起こすと巻き込まれるのは周りの大人だけではありません。
幼い子供や、友人の子供まで巻き込んでいる可能性があるのです。
そういったのも、大人がパチンコにハマるということは「教育」という面で親は責任を放棄しているようなものです。
あなたのお子さんは大丈夫ですか?
今回紹介するのは、そんな大人に育てられた子供はどのように育つのか、そして子供自身が大人になったときにパチンコ依存症にハマりやすくなってしまうポイントを説明して、注意点を述べていきます。
最後までお付き合いください。

愛情不足、死・・・

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パチンコ依存症が一番愛しているのは「パチンコ」です。子供は親の気持ちを敏感に感じ取ります。
「私は愛されていない・・・」「私のことよりパチンコのほうが大事なんだ・・・」
と幼い子供の記憶に刻まれることになります。
それがどんな結果を招くか?子供は「愛情不足」に陥ります。

 

そして、親から愛されなかった子供は自分に自信がなく、自分を愛することも人を愛することもできにくい体質になります。
また「愛情」にとにかく飢えているので、何かに依存しやすい体質にもなり、様々な依存症を引き起こしやすくなります。
それが親同じパチンコかもしれませんし、覚醒剤などの薬物に手を出して取り返しのつかないことになるかもしれません。依存症はこの世にごまんとあります。

当サイトで紹介しているその他の依存症

タバコ(ニコチン)依存症
薬物依存症
アルコール依存症
関係依存症
セックス依存症
借金依存症

 

また、こちらでも紹介したように(⇒衝撃的事実発覚!薬物中毒者、やめれない理由はパチンコ依存症にも言えることだった!中毒や依存症というのは「孤独な気持ち」や「愛情不足」によって引き起こされるのです。
孤独だから何かに依存していないと立っていられない状態のことを私は依存症だと考えています。
なのでパチンコ依存症になった原因を解明する上で「幼少期」というのはとても大事な時期なのです。

 

そして、パチンコ依存症の親による「幼児死亡事件」は毎年あとを絶ちません。
夏の炎天下の中パチンコ屋の駐車場に自分の子供を置いていき、死なせてしまったなどという理解しがたい事件も最近は多くなってきました。
一番最近ではパチンコに行くために子供を監禁していたなんていう信じられない事件も飛び込んできました。
こういった事件から考えて、パチンコ依存症の親だと最悪「」につながってしまうのです。
これはとても恐ろしい事実です。
それにも関わらず、パチンコ屋には幼い子供を持つ親も多くいるのです。
パチンコ依存症の親がする子供に対して行う最悪の結末は「死」です。愛情不足で育ち、パチンコによって殺される子供を、あなたはどう思いますか?胸が痛みませんか?

ゲームセンターの恐怖

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そして、子供がよく集まるゲームセンターなども注意が必要です。
ゲームセンターやパチンコ・パチスロに連れていって打たせている親なんかがいますが、それは危険ですよ。
メダルを引くために必死でレバーを引く子供をみると、将来の「パチンコ依存症予備軍」かなと思ってしまいます。
なぜかというと、パチンコの台とゲームセンターのゲームの台は同じ特徴があるからです。

それは、「射幸心」を煽ることです。
もはやそれは人間の本能に働きかけ、「刺激」を求める体質になります。
なのでそれを手にいれているときの快感が忘れられないでしょう。
その快感を求めてパチンコ屋に足しげく通うことにもなりかねません。
あるいはゲームセンターのゲームに飽き、さらにパチンコの熱い演出にも飽きてしまう可能性もあります。
そうするとどうなるか?もっと刺激的なものを求めるでしょう。
その危険性が身近にあることを忘れてはいけません。

ギャンブル依存症は遺伝するのか?

結論からいうと、「ギャンブル依存症は遺伝する」と考えられています。

ギャンブルで一家破滅!?パチンコ依存症は遺伝するのか?

つまり、愛情不足で育てられた子供は、自分が親になっても子供に同じ思いをさせてしまう可能性があるということですね。パチンコ屋の駐車場で置き去りにされた子供は、自分の子供も置いてパチンコに行ってしまうかもしれません。ひょっとしたら、ニュースで耳にする「パチンコ屋の駐車場に子供置き去り死亡」という事件の被害者になる可能性も、加害者になる可能性もあるのです。それだけ、遺伝は強烈なものであるという自覚を持ってください。ギャンブル依存症は負の連鎖しか生みませんよ。

もちろん、パチンコ依存症になる原因は一つだけではありません。いま挙げられるだけでも、パチンコ依存症になる原因は15個あります。(⇒パチンコ依存症になる15個の原因で自分を知る)ご参考までに。

【依存症になる原因】

① 高揚感がたまらない
② 射幸心(人より幸せでいたい)という気持ちが強い
③ ストレスフルである
④ 遺伝が関係している
⑤ 環境が関係している
⑥ 刺激を求める
⑦ 軽い気持ちでやってしまった
⑧ 友達が少ない(いない)
⑨ 一攫千金を狙っている
⑩ 負けず嫌いなところを出せない
⑪ 現実逃避型
⑫ 真面目で遊び下手
⑬ 引き際がわからない
⑭ タンパク質不足が引き起こしている
⑮ 寂しがり屋だ

 

 

さいごに|筆者余談

管理人自身、どういった幼少期だったか。思い返してみました。

ギャンブル依存症の原因は幼少期にあるのか?何がギャンブル依存症の引き金になったのか?
考えてもわからないかもしれませんが、なってしまったのは事実。であれば、原因は必ずあるはずです。

私の場合、小さい頃はあまり物を与えてもらえませんでした。
それは私がすぐに飽きることを知ってのことだったのかもしれません。
そのため、大人になってからの「娯楽」が多く、興味を持ってしまいます。
パチンコもその一つでした・・・(笑)

しかし、いまは自分を一歩引いてみることができ、楽しいことは他にもたくさんある!とわかってきました。
幼少期にゲーム機なんて多くやっていなかったので、やってみたいゲームもたくさんありました。
好きなだけ何かに使えるお金もあまりなかったので、大人になってから楽しいことが多くあることを知りました。
そういった意味では、子供のときから贅沢に育たなかったので、知らないことがたくさんあることを教えてくれた親には感謝しています。

あとはお金に困ったことがあまりなかったので、それも影響していたかもしれません。お金の価値を本当の意味で知っていたかといわれると、自信がありません。また、今回紹介した「パチンコ依存症患者は、愛情に飢えている人が多い」という側面には私は当てはまっている気がしました。自覚はないものの、寂しさを感じることは人一倍多かったかもしれません。それが依存症になった原因かはわかりませんが、一理あると思っています。

 

あなたがどういった親になりたいか、子供のころ考えていましたか?そして、それができていますか?
子供は親をみて育ち、親も子供をみて成長していかなくてはならないのです。
そして、子供が親にさせてくれるのです。
親だからと偉そうになってもいけませんし、叱るべきときには叱らないといけません。
そして、子供は大人になって、親の「偉大さ・愛情・努力」に気づくのです。

これは私の持論ですが、少なからず賛同してくれる親御さんはいらっしゃると思います。
人として、世の中で子供を巻き込んだ事件を耳にするといたたまれなくなります。
パチンコ依存症に苦しむ大人やそれによって被害に遭う子供が、少しでも減ればと願っています。