パチンコ依存症の末路はゴト師!?

taiho

ゴトとは、パチンコやスロットにおいて不正な方法で出玉を獲得するいかさま賭博のことです。
そういった行為を「ゴト行為」といったり、そういったことをする人を「ゴト師」と呼んだりします。

ゴト行為による玉・メダルの獲得は「刑法235条・窃盗罪」、また不正行為が目的での入店により、店舗管理者の意思に反する立ち入りとして「刑法130条・建造物侵入罪」が適用され、法により罰せられます。
しかし、ゴトは現行犯でないと逮捕ができないので、監視カメラで不審な人を見張ったり、顔を従業員が把握するなどしなければなりません。

店長さん、店員さん目線から見るとただただ悔しい存在。
そして、「絶対に捕まえてやる!」と思うはずです。
しかし現行犯で逮捕するのは至難の業。
逮捕に必要なのは、現行犯であることと、ゴトを行ったという明らかな事実証拠です。
それを乗り越えて捕まえなくてはいけないので大変ですね。
台の履歴をみて「おかしいぞ!」と思っても時すでに遅し・・・
その場にゴト師はいないので、ミスミス逃してしまうことになるのです。
もちろん、防犯カメラにいくら証拠が残っていても・・・次のときに備えて見張ることしかできません。
しかしほとんどの場合一度やったお店は狙わないでしょう。
ほとぼりが冷めたころにやってきたらラッキーな方でしょう。

そして、ゴト師の使う方法は様々なものがあります。
電磁波・電波・メダル・磁石・・・数え切れません。
それを巧みに使って誤作動を起こさせ、不正に出玉を出します。
袖の中に板のような磁石を入れて、誤作動を起こすやり方もみました。
その他にも、チームプレーでゴトを行ったりと様々な方法で行うようです。
ただ一つ言えるのは、ゴト師のテクニックは年々高度になってきており、方法が山のようにあるため把握しずらいようです。
とは言っても不審な動きをする人を見かけたら監視あるのみです。

またそれとは逆に、ゴト師の立場で考えてみても、あまり賢明な判断とはいえません。
ゴト師が現行犯逮捕されると、「詐欺罪」なども加わり懲役10年などが平気で言い渡されるのです。
パチスロやって懲役10年!?
普通の人は、こんなことを考える前にゴト師などやらないとは思うのですが、パチンコ依存症になると思考回路が狂うのですね。
それをやっていてもせいぜい数十万円にしかなりませんよね?
報酬に対するリスクが大きすぎます・・・
人生やり直しがきくとは言っても、捕まったら人生のハードルかなり高めに設定されちゃいますよ・・・
人生ハードモードです・・・

パチプロ・スロプロという仕事はデメリットばかり・・・


 

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しかし、そこまでなってしまうほど、「パチンコ依存症」は怖いものだということです。
パチンコをやっていて何かいいことがあったでしょうか?
あなたは幸せでしょうか?「幸せです!」と即答できるのなら、良かったです。
そのままパチンコを打ち続けていただくとして・・・
幸せだと思えないのであれば、どこかで人生を清算する必要があるかもしれません。
パチンコ依存症によってできた借金や、パチンコ依存症が原因で離婚された方もかなりの数いるのです。
そして、この「ゴト師」という犯罪を犯すのも、次はあなたかもしれないのです。
パチンコ依存症は誰がなるかわからない病気だと言われています。
そして、その病に侵された人は将来借金を抱え込むか、離婚されるか、自殺を考えるか、何かしらの「絶望」が待っている可能性が十分にあるのです。
パチンコにいる人、頭のおかしい人がたまにいますよね?
突然発狂したり、当たったら踊りだしたり、台を殴っていたり、あなたは「頭のおかしい人」と思っているかもしれませんが、世間一般から見るとあなたもその空間にいる「同類の人」なのです。
自分は違うと思っていても、実際にそうみられていることは忘れないでください。
そして、どこで人生が狂うか、はたまたどこで人生をやり直すかを決められるのは自分しかいないということも、同時に覚えておいてください。