薬物依存症とは?

芸能界の薬物問題や危険ドラッグによる奇行など、社会問題となっている「薬物依存症」。
あなたはその本当の恐怖をご存じでしょうか?
今回は、薬物依存症に関するまとめを紹介していきます。
個人的に一番恐怖を感じたのは、【「薬物をなぜ止められないのか?」と思うかもしれないが、例えるなら「甘いものをどれだけ食べたくても我慢できるでしょ」とかではなく、「足に重りをつけられた状態で水の中に沈められ、必死で空気を吸おうとする感覚に近い」】というものでした。
なるほど・・・それは止められないわけだ・・・だって息が出来ないなんて苦しすぎますもん;;
その例えを聞いた瞬間ゾッとしましたよ。薬物の恐怖は思った以上のようですね。
少しダークな話になるとは思いますが、薬物の怖さをしっかり知っていくと共に、世の中の認識がさらに上がるために最後まで読み進めてください。
それでは行ってみましょう!

◆薬物依存症とは?

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薬物依存症は、世界的にも認められている精神障害の一つで、薬物を使い続けるとその欲求を抑えることが出来なくなってしまう病気です。
薬物には大麻やシンナー・覚醒剤・ヘロインなど違法薬物が大半を占めていますが、通常の鎮痛剤や下剤などを使い続けているうちにそれなしでは生きられなくなる状態に陥ってしまう可能性もある大変危険な病気です。
特に違法薬物は一度使うと抜けだせなくなってしまうといわれていて、「クスリやめますか?人間やめますか?」や「ダメ、絶対!」などといったキャッチフレーズで注意喚起を促されています。
また、最近では危険ドラッグ・合法ドラッグといった呼ばれ方をする薬物も増えてきています。
危険ドラッグは、多くの化学物質が含まれていて、それらを使用した症状は「未知」です。
入っている成分が謎に満ちているものが多く突然奇行に走ったり訳がわからなくなる状態に陥ることも珍しくありません。
幻聴・幻覚、ひどい場合には自分が誰かもわからなくなるなんてことが有り得てしまう恐ろしいものです。
薬物依存症・薬物乱用・薬物中毒など様々な単語がありますが、それらは微妙に意味が違います。

薬物乱用とは

乱用とは、その行為がやってはいけないと知りながら使用することのことで、粗ぶった状態です。
薬物は覚醒剤・大麻・シンナー・MDMA・コカイン・ヘロイン・LSDなど多くの種類がありますが、それらは法律で使用も禁止されているため、一度の使用でも乱用したといいます。法律で定めてあることが目安になってきます。例えば未成年の飲酒・喫煙は禁止されているので、一度の飲酒・喫煙も乱用と言えるでしょう。成人が飲酒・喫煙は法律上問題ないので、乱用とはいえません。成人が乱用した状態とは、朝からお酒を飲み社会生活に影響が出てしまうようなことを指します。
薬物も同じで、シンナーなどは接着剤などに使用されているので、正しい使い方をしていれば乱用とは言いません。
市販薬でも一度の服用を守らずそれ以上摂取するような、指示に反した行為が乱用です。
乱用とは少し広い意味を持っています。それは常識から逸脱したことをする行為であると認識しておきましょう。

薬物中毒とは

中毒には急性中毒と慢性中毒の2種類あります。
例として「アルコール中毒」を挙げると、急性中毒は一度の大量摂取によって起こるもので、酔いを通り越して意識がなくなったり、最悪の場合死に至る危険行為です。急性中毒は、依存性に関わらず突然誰でもなる可能性のあるものです。
一方、慢性中毒は乱用を繰り返して精神的にも身体的にも欲さずにはいられない状態に陥った症状です。この時点で幻覚や幻聴など、何かしら変化が表れています。薬物中毒は精神的にも肉体的にも影響を及ぼします。幻覚や幻聴などは、しっかり薬物を絶つことが出来れば3ヵ月ほどで8割はなくなるようですが、治療はまだ完了していません。ようやくスタートというところでしょう。体から薬物が抜ける際に離脱症状に陥ったり大変な苦労が待っていることはわかりきっています。そして、幻覚・幻聴症状が8割なくなったとしても、突発的に出てくることは多くあります。やめて10年経った方でも後遺症に苦しむ方はたくさんいらっしゃいます。
つまり3ヵ月で治療が完了するわけではなく、一生の付き合いになることは理解しておきましょう。
幻覚などが消えたことでもう治療が完了したと勘違いして退院したら、再発してしまったという例はごまんとあるのです。

◆薬物依存の恐怖

薬物は脳に大きなダメージを与えるとされています。

例えばコカインを挙げてみましょう。
最近の研究で明らかになったのが、「コカインを使用すると脳に鉄が溜まってしまう」というものです。
これは医療ジャーナルTranslational Psychiatryによって発表されました。これによって、脳の鉄の蓄積具合によって依存していた期間もわかるようになるかもしれません。
実は、この脳に鉄が溜まるというのは決して珍しい現象ではありません。
パーキンソン病やアルツハイマーのような神経変性疾患でも脳に鉄の蓄積が見られるそうです。いまのところ、コカインとこれらの疾患との関係性に新しい発見はありません。
しかし、今後脳の炎症に鉄が関係していたりといった発見があれば医療業界に大きな影響を与えるのではないでしょうか。
こちらは今後に期待です。

このように、脳と薬物はいまだに数多く未知なことがあります。
一つだけ言えることは「薬物、ダメ、絶対」ということです。

◆薬物依存の治療

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治療施設は依存症を主に扱う病院、もしくはダルク(DARC: Drug Addiction Rehabilitation Center)やNA(Narcotic Anonymous)などの自助グループに属すことも効果的だといわれています。
そういった活動に参加しながら、薬物を使わない生活に慣れ薬物を使用していた時とは違う治そうという意思を固くしてくれる新しい仲間をつくることが大切になってきます。
また、薬物依存症の治療として有名な施設の紹介はこちらから。(⇒【必読】ニュースでも注目!依存症克服の画期的な治療法!

底つき体験

中毒に陥っている場合はその対象物から遠ざけることが第一優先になります。その際病院などで隔離させ、一切の使用を禁止できる状態を作り出すことは非常に大事です。本人の承諾が取れない場合は家族の依頼と精神保健指定医の診断によって医療保護入院とします。
出来る限り本人の同意のもと入院することが理想的です。
その際に「底つき体験」をさせての治療法も有効だとされています。底つき体験とは、ドン底につき落とすとかそういう意味ではなく、自分が今いるところが一番底だと自覚させ、這い上がるしかないという意識を生み出すものです。
例えば同世代の友人を例に挙げたり、世の中の同年代はどういった生活をしているかを想像させたりなど。
本来あるべき姿と今いる場所を比較することで、どうしようもない状態だと自覚させることから始めます。

疑似体験による刷り込み

依存していた薬物を疑似的に体験して、少しずつ「効かない」という認識に変えることを主とした治療法です。
あぶりを使用していた患者には体に全く害のないものをあぶって使用させ、注射によって覚醒剤を使用していた患者には疑似静脈注射キットで疑似体験させていきます。
これを繰り返すことで少しずつ脳の認識を変える効果があるといわれています。
急激に変化するのではじめの数か月は大変ですが、続けていくことの大切さは症状に表れるとされています。
また、これらは全て専門の病院で行いましょう。素人は絶対にやらないでください。

 

◆管理人(※専門家ではありません)の独り言

kapuseru

また、当サイト(⇒パチンコ依存症解決センター依存症)では、依存症のきっかけになったことや根本的な解決をさせることも勧めています。
というのも、依存症になる根本的な原因は「孤独」であると感じているからです。
治療するのと同時に、他の問題が根底にある場合が多く、家庭や社会的にその原因となるものが隠れていることも珍しくありません。
見えないことだからこそ、しっかりと向き合っていかなければなりません。
依存症に関する実験で導き出された「依存」と「孤独」の深いかかわり・・・
依存対象から隔離するのはもちろんのこと、原因についても考えてみてはいかがでしょうか。(これについて詳しく書かれているのはこちら⇒衝撃的事実発覚!薬物中毒者、やめれない理由はパチンコ依存症にも言えることだった!