セックス依存症とは?

とあるプロゴルファーがセックス依存症になったという話題が過去にありましたね。
そこから「そんな依存症があるんだ・・」という認識を得た方は多いでしょう。「セックス依存症」は一見するととてもいやらしいイメージやエロいイメージをされるかもしれません。
しかし、その実態を知っていますか?「もしかしたら私はセックス依存症かもしれない・・・」という心当たりがある方も、「どういったものなの?」という興味で知りたいという方も、「依存症」という本質的なものをみていくと共にご覧ください。

セックス依存症については、誤解されている方がまだ多いようなので、これを機に「セックス依存症」について深く理解していきましょう。

%e4%be%9d%e5%ad%98%e7%97%87%e3%81%ae%e7%a8%ae%e9%a1%9e

◆セックス依存症とは?

sex

別名「性嗜好障害」や「性依存症」とも言われ、セックスに依存することが主な症状です。
通常のセックスでは満足できずに不特定多数と関係を持ったり、セックスという行為が好きというわけではなく行為中は満たされた気持ちになったり求められている・認められるという気持ちになるため、その行為に依存するという方が多いです。

「セックス依存症」を表す意味は、ただのセックス好きというわけではないという点は注意です。

そもそも依存症には3つの分類があり、「物質依存(アルコール・薬物・タバコなど)」「プロセス依存(ギャンブル依存・買い物依存など)」「行為依存(セックス・DV・ストーカーなど)」があります。
セックス依存症者は行為に依存し、相手は特定の人でなくても良いという考え方の人が多いです。
その行為をしているとストレス解消になるとか、満たされるとか、その人によって様々な理由ですが、通常の理由とは違います。
特定の性行為への依存心が「セックス依存症」です。マスターベーションや不倫、覗き行為、痴漢行為もこれに含まれます。異常な性へのゆがみで、その衝動が抑えられないという場合はまずセックス依存症であるといえるでしょう。
お金がないにも関わらず風俗に通い続けたり、心の隙間を埋めるために援助交際をする、もしくはその行動をすることで社会的地位が奪われるとわかっていても性的衝動に勝てない、など。
自分自身でコントロールできない性への衝動がセックス依存症に当たります。
特に幸福感や愛情に飢えている方が発症しやすいといわれています。

男性の思春期のように「ただエッチなことが頭から離れない!」や「セックスがしたい!」という単純な理由ではないことが複雑にさせている要因でもあります。
セックスをしたあとに罪悪感を感じることなど、依存症化している場合の特徴は人によって様々です。

◆セックス依存症チェックリスト

これから紹介するのは、いくつ当てはまったらセックス依存症に認定!というものではありません。
あくまでも目安としてチェックしてください。
数が多ければそれだけセックス依存症の疑いが高まりますが、個人差があります。

セックス依存症チェックリスト【16選】

1.セックスが出来るなら「好き・愛している」といった嘘も平気でつく
2.性欲ではなくセックスやマスターベーションをせずにはいられない
3.セックスに関することは自分を抑えきれない
4.性犯罪を犯した、もしくは犯しそうになったことがある
5.性的な行為をしたあとに罪悪感や自己嫌悪感、後悔を感じる
6.異性に求めるものはセックスだけだ
7.セックスをするためにあらゆる手段を使う
8.初めて会った人とでも性的関係を持ってしまう
9.不特定多数と性的関係を持った経験がある
10.性に関して誰にも言えない秘密を持っている
11.セックスをしているときだけが唯一「やすらぎ・生きている・愛されている」と実感を得られる
12.セックスが絡むとリスクやデメリットを考えられない
13.イライラをセックスにぶつけることがある
14.異性とのコミュニケーションが苦手で、セックスが唯一のコミュニケーションツールになっている
15.ポルノ商品や風俗などにお金をつぎ込んでいる
16.性的なこと(不倫・複数恋愛・浮気・性的趣味)などが原因で大きなトラブルに巻き込まれたことがある

◆セックス依存症になる原因とは?

underwear

また、セックス依存症になりやすい理由の一つとして、「幼いころに親から愛情を注いで貰えなかった方」が多いといわれています。
親の育児放棄やネグレクト、虐待・レイプなど、家庭環境に問題があるケースが目立ちます。
愛情や満足感が得られない状態が長いと、治療は非常に大変になります。
それだけ幼いころというのは大事な時期であることがわかりますね。
また、依存症のメカニズムは脳の異常によるものなので、他の依存症を発症しやすいという特徴もあります。

あとは「性ホルモンの異常分泌」も関係しているといわれています。
セックス依存症になっている人は、テストステロンの分泌が異常に行われており、それが関係しているということがわかっています。テストステロンが脳内で多く出されると、エッチな気持ちになったりするのです。これが異常に出るということは、「したくてしたくてたまらない」という状況になってしまうということです。
それ以外考えられなくなるほど強いということなので、脳内で何らかの異常が起きているということです。
理由がホルモンのみの場合は薬でテストステロンの分泌を抑え、症状を和らげる処置が取られます。

◆セックス依存症の治療方法とは?

hospital

主に病院で行います。ただし、専門の機関でなければならないので費用がかなりかかってしまうことも・・
あるところによると、セックス依存症の治療にかかる費用は30~50万円にものぼるそうです。
かなり費用がかかるので相当の覚悟を持って治療に専念するようにしてくださいね。
また、依存症の第一歩としては「認めること」です。
セックス依存症であることの自覚と認知をしているのとしていないのでは大きく変わってきます。
まずは自分がセックス依存症であることを認めた上で、「絶対治す!」というアプローチよりも「その要因を作ったもの(例えば孤独感・虚無感など)を無くす」という目標設定にしてみてはいかがかなと思います。
治療したと思っても実際に出来ていなければ、また同じことの繰り返しです。原因を撃退させることにも目を向けてみてください。

セックス依存症は深刻化すると自分も周囲の人も傷つけます。
必ず専門家を受診し原因なども理解した上で治していくことをオススメします。